令和4年 2月24日(金)
委員会活動 放送委員会

委員会活動は、児童の自主性を発揮できる場でもあります。自主性とは、教師や委員会仲間との事前の相談や調整も必要で、好き勝手にしていいというわけではありません。子どもたちはその兼ね合いをよく分かっています。

 

放送委員会で、給食時の放送を当番でしています。この日はクイズでした。

よく話し合い、どういう順番でどういう問題を出すか考えてきました。原稿を読む練習もばっちりしてきたことが、その滑らかな司会ぶりから伺えました。

給食のときにテレビに注目しながら食べる時間が長くなるとよくないので、短くまとめることも必要です。

 

この日は『クイズ340人の壁』というプログラム。その見事な放送の様子は、『クイズ番組』といってもいいレベルの高さでした。

令和4年 2月22日(水)
なわとびで目標達成

業間休みになわとびを持って運動場へ出る子がいます。

木の板で作ったなわとび台の上で難しい技に挑戦するのです。

「先生、見ててね」と言い、気合を込めて跳び始めます。二重跳びをすることが目標のようです。なんと、見ている私の目の前で目標達成できました。「とべた!」と声が弾んでいます。

なわとびは全身運動であり、小学生の体力作りにピッタリです。

 

 

 

令和4年 2月21日(月)
廊下は右ガメなのですが・・・

廊下は右側をゆっくり歩く。

これは安全のためにとても大切なことのひとつです。

灘崎小学校では、子どもに分かりやすく伝えるために『右ガメ』を合言葉にしています。廊下の右側を、亀のようにゆっくり歩いてほしい。そんな思いを『右ガメ』という言葉に込めています。

ですが、給食を運ぶときはこれはできません。写真のように、2人でパン缶やご飯缶、牛乳ケースを運ぶ時、どうしても廊下いっぱいに広がってしまいます。

そこで、給食当番が通る道を一方通行にしています。下へ降りる階段と、上に上がる階段を分けているのです。

子どもたちはしっかり把握して、そのとおり行動できています。

令和4年 2月17日(金)
業間休みの運動場

業間休みは子どもたちにとって楽しみの時間です。

運動場の様子を見てみました。

この日は、ボール遊びの子が8割で、おにごっこに興じる子が2割ぐらいでしょうか。子どもたちの元気いっぱいの時間が流れていました。

ドッチボールでのひとこま。ボールに同時に触った2人の子が、「ボクが先だ」「いいや、ぼくだ」と言い合いになりました。でもすぐにジャンケンを始めました。あっという間に解決。

小さなトラブルがあってもなんとか自分たちで解決して遊ぶ中で、協調性が養われるのだと感じました。

令和4年 2月13日(月)
雨の朝と傘のお話

朝から冷たい雨。

登校する子どもたちの様子をじっと見ました。

玄関に到着。傘を振って水滴を落とし、ひもでくるっと巻いて傘立てに入れます。1年生は1学期にはこれがなかなかに難しかったな・・・と思い出します。

そのころは傘を振って水滴を落とすのも、大きく振って周りの子にかかってしまうこともあれば、ひもでクルッと巻くのに時間がかかることもありました。

今朝は、みんなが当たり前のようにこの作業をこなしていました。

令和4年 2月10日(金)
和楽器体験 4年・5年

和楽器体験を4年5年が琴の演奏体験をしました。

琴を教えてくださるのは、学区にお住まいの方で、大学でも指導をされているそうです。

初めて触れる未知の楽器。(壊してはいけない)と緊張気味の子どもたち。

講師の先生が選んだ曲は「さくら」。

子どもにも分かるように、弦を番号で呼んで指導してくださいます。

「『さ』は7番、『く』も7番、『ら』は8番です。7・7・8の弦を指で弾いてごらん。」

この指導で、見事に「さ~く~ら~♪」の旋律が音楽室に響きます。

緊張気味だった子どもたちがふっとリラックスする瞬間。

子ども一人数分間の体験でしたが、友だちが上手に弾けたら「おぉ、きれいな音」と感心し合う姿がたくさん見られました。

人生で、もしかしたら最初で最後の「琴の演奏」になるかもしれません。だからこそ貴重な体験ができました。

令和4年 2月8日(水)
地域協働学校運営協議会

岡山市には地域協働学校(コミュニティ・スクール)という仕組みがあります。学校と保護者、地域の方々が話し合いの場をもち、目標や目的を共有し、共に子どもを育てていこうというものです。今日は、灘崎小学校・灘崎認定こども園の地域協働学校運営協議会を学校で実施しました。子どもや学校での活動の様子をお話ししたり、岡山市総合調査の結果をもとに話し合ったり、来年度の学校教育目標などをお伝えしたりしました。学校だけでは分からない地域での子どもたちの様子も教えていただきました。最近、子どもたちのあいさつの声が大きくなってきたよという嬉しいお話もうかがうことができました。保護者だけでなく地域の方々に支えていただいていることを改めて実感します。また、地域でも子どもを育ててくださっていることも感じます。家庭と学校だけでなく、地域が関わり、小学校やこども園のサポーターが増えていってくれるとうれしいなと思います。最後に各クラスをまわり、学習の様子を見ていただきました。コロナ禍の中、紙面開催が続いており、3年ぶりに学校に集まっていただくことができました。実際に顔を合わせて話し合ったり、子どもの様子を見ていただいたりすることは大切なことだなと感じます。

令和4年 2月7日(火)
オニはどこにいる

児童朝礼で節分のお話をしました。

「オニは外」と掛け声をかけて豆まきをするのですが、もしかしたら「オニ」とは、自分の中にいる「弱い部分」のことかもしれません。

校長からそんなお話をしました。

次の日。

2年生が「オニ=自分の弱いところはどこだろう」を一人一人が考えました。「朝、おふとんからなかなか出られない」「よく同じ忘れ物をしてしまう」「土日はついゲームをたくさんしてしまう」などなど、いろいろなオニが登場しました。一人一人が書いた紙をクシャクシャに丸めて、「オニはそとぉ」のかけ声とともに、段ボールの中に向かって投げ入れました。

自分の短所を(もちろん長所も)客観的に見つめることはとても大事なことだと思います。2年生、それがしっかりできていました。

令和4年 2月6日(月)
伝えたいこと

6年生国語の最後の単元の最初の時間でした。アンジェラ・アキさんの「手紙」という曲の歌詞を使っての学習です。誰から誰へあてた手紙だろうと考え、この手紙に込められた気持ちは何だろうというめあてで学習しました。1番は今の自分から未来の自分へあてたもの、2番は大人になった自分から過去の自分へあてたものと読み、どんな気持ちが込められているのだろうと読み取っていきました。まずは自分一人で考えます。そして、近くの友達と考えを言い合ったり、全体で交流したりしていきました。友達の発表を聞くことで、自分が気づかなかったことに気づいたり、自分の考えに自信をもったりしていきます。この後、医師の日野原重明さん、詩人の谷川俊太郎さんの文章を読み、自分の思いや考えを深めていきます。そして、今の自分を見つめ、未来の自分へ手紙を書く活動へとつながっていきます。

令和4年 2月2日(木)
下校の光景

1年生の下校の様子を見ました。

「さようなら!」と元気にあいさつをする子がとても多いです。

元気いっぱいながらも決してはしゃぎすぎず、落ち着いた感じで歩いています。

家に着くまで道路に広がったりせずに、周りをよく見て気をつけて帰るんだよ・・・と全員に声をかけたかったのですが、その余裕はなく、心でつぶやいて見送りました。

 

その後、靴箱を見ると、きちんと上の棚に上靴がそろって置かれていました。

令和4年 2月 1日(水)
なだっこマラソン大会

体力向上の取組で、業間休みに長距離走を行っています。

今日は5年生が走る番です。

「寒さに負けないからだづくりや運動に親しむ態度を育てる」ことが目的で、時間内にどれだけ走るかは、自分の体力に合わせて決めます。

入念にストレッチをしてからいざスタート。

長距離走は、できるだけ同じペースで走り続けることが大切ですが、小学生にとって『一定のペース』はなかなか難しいことです。最初は張り切ってハイペースでトラックを1周するのですが、すぐ体力切れでガクンとペースが落ちる子もいます。反対に、ゆったりめにスタートし、残り時間が少なくなると急にスピードを上げる子もいます。

数回の取組で体力がすぐに向上するわけではありません。走ることの気持ちよさを味わい、日常的に運動を取り入れようとする意欲をもってほしいです。

令和4年 1月 31日(火)
入学説明会

令和5年度の入学説明会を実施しました。

新しい生活が始まることに不安が大きいであろう保護者とお子さんに、小学校の様子を詳しくお話しすることで、少しでも安心してもらえるよう丁寧に説明をしました。学用品や体操服、ざぶとん、手さげ袋など、たくさんの物の準備の仕方についても説明しました。

 

そのしおりの最初にはこの言葉が書かれています。

『もうすぐ1年生 学校は楽しいところです。学校は、「みんなで力を合わせて勉強や運動、遊びをする楽しいところ」という明るい期待感を抱かせることが大切です』

 

 

 

 

令和4年 1月 27日(金)
8 雪の朝

今日の朝は雪になりました。うっすら積もりました。雪の降る中を登校してきた子どもたち。いつもよりテンションが高く、あいさつの声も元気です。雪を丸めて持ってきている子ども、学校に着いてから雪を集めている子どもがたくさんいました。1時間目、雪がやみ、1年生が生活科の学習で中庭に出てきました。雪や池にはった氷を触って、いろいろなことを見つけています。「こんなに分厚い氷だよ。」「大きい氷があるよ。」「(触ると)冷たいね。」「雪を固めたよ。」「雪が積もってる。土と混ざると茶色になっちゃった。」「雪だるまがある。かわいいね。」SNSや書籍でいろいろなことを瞬時に簡単に調べられる時代ですが、実物を見ること、触ることは、子どもたちにとって実感を伴った大きな学びになります。

 

 

令和4年 1月 26日(木)
8新1年生体験入学

来年度入学してくる子どもたちが「体験入学」としてやってきました。お迎えするのは今の1年生。今日までにいろいろな準備や練習をしてきました。お出迎えから教室までのご案内も1年生がします。教室では、席にすわってもらい、学校での行事や生活などを絵を使って紹介しました。「楽しみにしていてくださいね。」「待ってます。」など入学するのがわくわくしてくるような言葉かけがありました。その後は「1年生体験」です。まずは国語。教科書を見せながら読み聞かせをしました。次は算数。さんすうボックスを見せながら紹介しています。「これは時間のお勉強をするときに使う時計だよ。」「これで形づくりをするよ。やってごらん。」1年生がとてもお兄さんお姉さんに見えました。1年生の成長を感じました。アサガオの種をプレゼントして、「さようなら」です。帰る前にはトイレに連れていき、門のところまでお見送りをしました。体験入学が終わった後、それぞれのクラスで振り返りをしていました。「新1年生が楽しかったと言っていたから、わたしも楽しくなりました。」と書いている子どもがいました。心が育っているなと感じました。1年生にとっても、自分の成長を感じることができる取組、進級に向けての大切な行事でした。

令和4年 1月 24日(火)
8業間マラソン

業間マラソンが始まりました。密を避けるため全校一斉ではなく各学年ごとにすることにしました。1~3年生は3分間、4~6年生は5分間、音楽に合わせて自分のペースでトラックを走ります。今日は5年生です。体育委員会も準備や運営に関わっています。ストレッチをした後、それぞれの場所からスタートしました。冷たい風の中でしたが走った後は体もほかほか。遊具で遊んでいた低学年が「がんばってー!」と赤白帽子を振りながら応援しているのも素敵でした。応援にも後押しされ、5分間を走りきることができました。これを機に寒さに負けないで体づくりをしよう、運動しようという気持ちになってほしいです。

令和4年 1月 23日(月)
8予想も根拠をもって

4年生、理科の学習です。水が氷になるとき、温度や様子はどうなるのだろうという予想をしています。「温度」「凍る時間」「体積」の3つの視点から予想をしました。予想をたてるといっても、「勘」とか「なんとなく」ではなく、なぜそう考えたかということを大切にしています。「なぜなら・・・」については「テレビの番組で見たから。」「おばあちゃんが言ってたと思う。」のように見たことがある、聞いたことがあるというもの。「ジュースを凍らせてアイスキャンディーにしたことがある。そのとき何時間もかかったから」「冷蔵庫で氷を作るとき、水をいれてもすぐには氷がでてこなかったから」「前に実験をした。水を入れ物に入れておいたら蒸発して減っていく。日陰でもそうだったから凍らせたら体積は減ると思う。」のように、今までの経験や体験から考えたものなどをあげていました。友達の発表を聞いて、自分の考えをつくったり修正したりする子どももいました。これらが、思考を深める一つの姿だと思います。次の時間は実際にどうなるのか確かめる実験をします。興味をもって進んで実験するのではないかと思います。

令和4年 1月 20日(金)
8ふれあい交流会 1年3年5年

ふれあい交流会を行いました。1年生は折り紙で飛行機、ネコ、だまし船を作りました。講師の方に折り方を教わり挑戦。苦戦しながらも完成した時は満面の笑顔に。今日だけでなく、これからも折り紙を楽しむ気持ちをもてたら楽しみが増えそうです。

 

 3年生は絵葉書に挑戦。絵の上手さよりも、葉書を送る相手に伝えたい気持ちをどう表すかが大事だということを教わりました。「へたでいい へたがいい」という講師の先生の言葉に勇気づけられました。

 

5年生は防災体験でした。南消防署灘崎出張所の方に心肺蘇生法を教わりました。児童と保護者が交代しながら人形にリズムよく蘇生法を施していきます。地域の方も参加してくださり、一緒にやりました。こうした地域の方との交流はなかなか機会がありませんでしたので、貴重な時間となりました。

令和4年 1月 19日(木)
81年生 給食の風景

灘崎小学校の給食の指導には次の2つのめあてがあります。

・学校生活を豊かにし、学級内の親睦を図り、明るい社交性を養う。

・準備や後片付けを通して、協力して仕事ができるようにする。

 

ヨーロッパで小学生時代を過ごした方から聞いたのですが、そもそも給食の制度がなかったそうです。給食エプロンを着て、食器と食缶をみんなで運び、配膳をして、食べたら片付ける。そんな『食事に関して協力して仕事をする』経験は、日本が大事にしている文化の一つなのかもしれません。

 

1年生にとって、入学当初はかなりの大仕事でした。エプロンを着ることも、食器を運ぶことも、配膳をすることも、個人差はあれどみんな戸惑ってばかりでした。今日1月19日にその様子をつぶさに観察してみると、実にスムーズに仕事をこなしていました。

 

給食のめあては順調に達成していっているのです。

令和4年 1月 18日(水)
4年 体育8

冬の体力作りはなわとびとマラソンが主流です。

 どんなにデジタルの時代になっても、この2つが小学生にふさわしいのは主に3つの理由があります。

 まず、全身運動であること。バランスよく身体全体を動かします。

 2つ目は、道具と場所が簡単なことです。なわをパッと手に取れば、狭い場所でもすぐにできます。マラソンも、狭い場所でも工夫してぐるぐる回れば長距離を走ることができます。

 そして、私が考える最も大きな理由は、自分の目標に合わせてできることです。なわとびの回数や走った距離を人と競争する必要はありません。学校では、子どもの励みになるよう、なわとびがんばりカードで目標達成の様子を見えるようにしています。

 

よく考えると、この3つの理由は運動不足の大人にも当てはまるのでしょうね。

 

令和4年 1月 16日(月)
5年 総合的な学習の時間

ゲストティーチャーをお迎えして、SDGsと防災の学習をしました。

 まず岡山市市民協働局・岡山ESD推進協議会の方から、SDGsのお話を聞きました。子どもたちはSDGsのことはなんとなく知っていますが、分かりやすく写真と図を使って説明していただけたので、理解が深まりました。

 現在79億人の世界の人口が、西暦2100年には110億人を突破するというデータを目にすると、「このままでは食料も資源も不足する」という話が実感できます。その他にもさまざまなデータを示してくださり、子どもたちは自分事(じぶんごと)としてSDGsの理念『持続可能な開発目標』を学ぶことができました。

 

 続いて南消防署の方より、災害の対応についてお話を伺いました。火事や地震など具体的な災害の説明をしていただきました。

「みなさんが今日学んだことを、家の人に話をして広めてください。」という消防署の方のお話にうなずく子どもたち。

 ・寝たばこはやめよう。

 ・コンセントにたまったほこりを掃除しよう。

 ・ストーブは燃えやすい物から離して使おう。

災害を防ぐこともSDGsの取組です。

45分間みっちりと『自分の命と未来を守る』学習をした5年生でした。

令和4年 1月 13日(金)
〇3年 理科

豆電球の実験をしました。

豆電球がつく回路のつなぎ方を予想して、ノートに図に書いてから実験をしました。自分の予想だけでなく、友だちの考えたつなぎ方も試しました。

4通りのつなぎ方で実験を重ねると、「回路をどのようにつないだら豆電球がつくか」がだんだん見えてきます。すると、「どういう状態なら豆電球がつかないのだろう」ということも分かってくるようです。

実験は失敗しても、そこから学ぶことが多いのです。

と考えますと、実験に「失敗」はないのかもしれませんね。

 

 

令和4年 1月 11日(水)
代表委員会

水曜日の13時10分から13時45分はロング昼休みです。委員会による集会活動、代表委員会、異学年交流、学級の時間にあてて、集団活動を通してよりよい生活をつくったり、人間関係を築いたりすることをねらいとしています。

今日は3学期最初のロング昼休みでした。運動場で明るい日を浴びて学級ごとに遊んでいます。ドッジボールやおにごっこをしている学級が多かったです。そして、同時に今日は代表委員会も開かれていました。今日は3.4.5年生の学級代表と5年の運営委員会のメンバーが集まって話し合いをしていました。(6年生の行事に関わることで、まだ内緒にしておきたいことなので6年生は参加していません。)事前にそれぞれの学級で話し合い、原案をもって集まっています。それぞれの考えを言って終わりではなく、他の人の意見を聞いてよりよいものになるよう話し合っていました。どうしてそう考えたのかという理由もつけて話し合い、折り合いをつけながら意見をまとめていくことを学んでいます。

令和4年 1月 10日(火)
あいさつ運動

灘崎小学校では毎月10日を「あいさつ運動の日」としています。今日も登校時間に校門や横断歩道で灘崎中学校区青少年育成協議会の婦人部の方々が笑顔と明るいあいさつで子どもたちを迎えてくださいました。それに応えるように、登校してきた子どもたちからも明るい「おはようございます」の声が聞かれました。校門の前を通る自転車の中学生からも「おはようございます」と返ってきます。自分からあいさつをしてくれることも少しずつ増えてきました。灘崎中学校区で、各校園共通で大切にしていることの一つが「あいさつ」です。今週の週目標も「自分からあいさつをしよう。」です。あいさつをすることで、元気が出ます。いきいきとした気持ちになれます。それだけでなく、人と人を結ぶものがあいさつだと思うのです。灘崎にあいさつがあふれ、人と人がつながっていく。そんな灘崎でありたいです。

令和4年 1月 6日(金)
始業式

すがすがしい朝。元気に登校する灘崎小の子どもたち。

気持ちのよい「おはようございます」のあいさつが聞こえました。

始業式をテレビ放送で行いました。教室でみんな静粛に聞いていました。

その後、提出物を集めます。

机の上にいっぱいに広がる通知票に書き初めに宿題プリントに・・・これはおなじみの光景なのですが、昭和世代の私(教頭)が驚いたのがタブレットと電源コードの回収。それを見て一瞬(あれ、子どもたちは何のコードを出しているのかな)と思った次第でした。

 

 

令和4年 12月 21日(水)
通学児童会と一斉下校

5時間目に通学児童会を行いました。2学期の登下校の様子について振り返り、3学期のめあてを考えました。登校の様子を、「集合」「歩き方」「道路の横断」「あいさつ」の観点から、各班で振り返りました。「道路の横断」や「あいさつ」についてはできているが、「歩き方」は反省点があるなと感じている班が多かったようです。子どもたちがとにかく安全に登下校できることを願っています。普段から保護者や地域の方が登下校の見守りをしてくださっていますが、大人に守ってもらうだけでなく、子どもたち自身も「安全」を意識し行動するような力をつけていってほしいと思います。通学児童会で自分たちの様子を振り返ることがそのことにもつながっていくと考えています。さらには「あいさつ」がもっともっとあふれて、あたたかいつながりのある灘崎でありたいと思います。通学児童会の後は、各地区ごとに一斉下校をしました。

令和4年 12月 20日(火)
〇灘崎のおすすめ

6年生が「いきいき」の学習で、「灘崎の魅力を発信しよう」という学習に取り組んでいます。自分たちで調べたことをもとに、発表するためのプレゼンをつくったり、発表練習をしたりしていました。灘崎のよさやおすすめスポットを、「歴史」「自然」などの視点でまとめているグループ、食事をすることも含めて観光コースを考えているグループなど、それぞれが工夫をこらして発信する内容を組み立てていました。中には「おすすめ秋の観光コース」のように季節も含めて考えているグループや、遠方からのお客さんを想定して、アクセス方法や交通費などの資料を入れているグループもあります。プレゼンテーションソフトを活用して、視覚的な効果も工夫していました。あらためて地元灘崎のよさを実感し、これを多くの人に知ってもらいたいなと思いました。

令和4年 12月 19日(月)
2年生なわとび

冬の体育といえばなわとび。これは小学校では昭和の時代から変わらないでしょう。

自分の目標を立てて、なわとびがんばりカードで回数を記録していきます。自分の練習の成果を見える化することでやる気が持続するように。

目標設定には2つの視点があります。

得意な跳び方で、跳べる回数を増やしたい。

苦手な跳び方を克服して、跳べるようになりたい。

苦手な跳び方をあきらめずに練習する経験もとても大切な時間です。

 

どちらの場合も、2年生の子どもたちは達成できた時に弾んだ声で言うのです。

「先生、見て見て!」

令和4年 12月 16日(金)
朝の会の様子

灘崎小では8:40から朝の会が行われます。

『今月の歌』を歌っている写真です。12月は「世界に一つだけの花」。マスク着用のまま、同じ方向を向いて歌います。声量はやや抑えめです。

もう1枚の写真は、日直さんが「今週のめあて」を確認しているところです。今週は掃除の目標「チェックシートに書かれているところを特にきれいにしよう」です。

 

朝の会ではほかにもいろいろな事の連絡や確認をします。今日の学習をきちんと進めるための時間です。サウナ愛好家が使う言葉『整う』が流行語に選ばれました。(めざす状態に全体がよくまとまる。調和がとれる)といった意味ですが、もしかしたら朝の会は、クラスが『整う』ための時間なのかもしれません。

 

令和4年 12月 13日(火)
年生 学級活動

6年生は、卒業に向けて意識を高めています。

この日の学活のめあては『最高学年として何ができるかを考えよう』。

学校のために、後輩たちのために、自分たちは何ができるか考えを出し合っています。

アイデアを出す段階を注目していましたが、様々な視点の考えが出ていました。

意見を出し合うのはタブレットの画面。自分の考えを打ち込むとリアルタイムにクラスみんなに共有できます。

〇なだっこ宣言を大切にする。

〇学校の物を大切にする。

〇下学年の子に優しくする。

〇忘れ物をなくす。

〇相手を傷つける行動はしない

気持ちの問題もありますし、行動のこともあります。

プラス面を伸ばそうという意見もあれば、マイナス面を抑えるようにしようというものもあります。(何か形に残るものを残したい)という思いも出ています。

 

こうして知恵を絞り、それを集めていく過程にも大きな意味があると思います。

令和4年 12月 9日(金)
異学年交流

3Bと4Bで業間休みにドッチボールをしました。

異学年交流として、1年と6年・2年と5年・3年と4年がそれぞれ交流遊びをする活動の一環です。感染症拡大防止のため、この3年間は異学年間であまり活発に活動できませんでした。でも学校では、異学年による互いを認め合う集団づくりをめざして、異学年の友だちとふれあうことは大切にしたいので、できる範囲で交流を始めています。

 この日のドッチボールはボールを2個使ったので大いに盛り上がりました

令和4年 12月 5日(月)
「テープ図を使って確かめよう。」

2年生の算数の学習です。「赤組と白組で競争しています。赤組は白組より4点多いそうです。赤組は15点です。白組は何点ですか。」という問題です。絵を提示して、勝ち負けについて話をした後で、問題文を出したので、子どもたちはその時点でもう見通しをもっていました。「赤組の勝ちだ」「白の点の方が少ない」などとつぶやいています。どちらが勝っているかと尋ねると、「赤組の勝ちです。理由は・・・」というように理由をつけて話すことができていました。また、「多いという言葉が出てくるから、これは足し算だよね。」と尋ねると、「赤組が多いということは白組の方が少ないということだから引き算だよ。」ときちんと言葉を置き換えて考えることもできていました。そして、もう見通しがもてているので、今日のめあては「テープ図を使ってどちらが多いか確かめよう。」というように「考えよう」ではなく「たしかめよう。」というめあてになりました。めあてについても、子どもたちとのやり取りの中でつくっていました。学習の中で、「あっ!」「おっ!」「分かる分かる!」「説明できる!」と前向きな反応がたくさん見られる授業でした。

令和4年 12月 2日(金)
2年生図工

新聞紙で「秋のおうちづくり」をしました。

自分で集めた様々な材料で、生き物のおうちを飾りました。犬のおうちに小鳥のおうち、ネコにペンギンにといろいろな生き物のおうちが2年の教室に並びました。

子どもたちが集めた材料は、トレイ・落ち葉・ペットボトルのキャップ・折り紙・モール・プリンカップなどなど。作りたいおうちを想像してから材料を集める子や、好きな材料を集めてから、「よし、この材料ならこんなおうちを作ろう」とイメージをふくらませる子もいました。

「見て見て。ここがネコさんのおふろよ。」「白くてキレイ。」

「見て見て。これがインコさんのベッド。ふかふかでしょ。」「わー。ホントだ。」

2年の子どもたちは、お互いに作品を見せ合いながら感想を伝え合っていました。ほのぼのとした姿でした。

令和4年 12月 1日(木)
4年生 理科

物のあたたまり方の学習です。めあては『金属の板を熱するとどのようにあたたまるか』

まず予想を立てます。時には、教師が想定していなかったような発想が子どもから出るこ

ともあります。数パターンの予想が出たので、いざ実験。ガスコンロに着火するのに緊張す

る面持ちの子もいます。

温度変化が見えるように「ろう」を塗った金属板の色が、みるみるうちに変わっていきま

す。それを記録板に書き留めていくのもスピード勝負。班のみんなの協力が欠かせません。「あっ、ここが色が変わった!」「次はここっ」と声をかけ合っていました。

令和4年 11月 30日(水)
〇5年生 外国語

〖英語のメニューカードを使って注文や会計をしよう〗

子どもたちはお客さん役と店員さん役に分かれて、料理の注文や会計をします。

お客「これはいくらですか?」店員「〇〇円です」                 

こうした会話はもちろんすべて英語です。

英語に困ったら、ALTの先生に尋ねたり、友だちにヒントをもらったりして、会話を成立させていきました。

子どもたちが、なによりも笑顔で英語に向かっていた姿が印象的でした。

 

 

 

令和4年 11月 29日(火)
4年生 国語

物語文『ごんぎつね』新見南吉作

 

まず意味調べをします。今の子どもたちにはなじみが薄い言葉がたくさん文中に登場するので、この意味調べが欠かせません。物語を理解するために。

 どの言葉の意味が分かりにくいか、どの言葉を調べたいか、発表します。クラスみんなで共有することが大事。

それらを調べていきます。机の上には教科書とノートと筆箱、そして国語辞典。みんな調べる気満々です。

〖物語の世界〗に深く共感するためには、まず【言葉の意味】との格闘が大切なのです。

 

令和4年 11月 28日(月)
1年生 生活科

1年生。

春のあさがおに続き、秋はチューリップを育てています。

その観察記録を取ります。

毎日水やりをがんばって、やっと芽が出ました。毎朝、芽が出ているか確認して、芽が出ていたらうれしそうに報告に来てくれました。

みんな、早くお花が咲かないか心待ちにしています。

令和4年 11月 24日(木)
オレンジリボンキャンペーン

11月22日(火)のことですが、5年生がオレンジリボンキャンペーンの取組に参加しました。体育館に社会福祉協議会、地域子ども相談センター、主任児童委員、民生委員の方々、総勢36名がお越しくださいました。オレンジリボンについてのお話や「あなたはちっともわるくない」という絵本の読み聞かせを聞いたあと、グループに分かれてオレンジリボンをつくりました。11月の学年だよりにシールを貼ってお知らせしたとおり、オレンジリボンキャンペーンとは子ども虐待防止の象徴であるオレンジリボンを広めようという活動です。オレンジリボンには、子ども虐待をなくそう、子どもを救うため一人一人にできることを考え行動しよう、虐待を受けた子どもたちが幸福になれるようにという願いが込められているそうです。子どもたちはオレンジリボンをつくることを通して、オレンジリボンにこめられた思いをきっと心に刻んでくれたものと思います。各グループに2~3名の方々がついてくださり、アドバイスをくださいました。それだけではなく「趣味は何?」「今、5年生はどんな勉強をしているの?」など話しかけてくださり、時には笑い声もきこえるほどなごやかな時間をつくってくださいました。体育館が優しい気持ちであふれていたと感じます。子どもたちには、自分を大切にすること、友だちも大切にすることだけでなく、困ったときや苦しい時に助けてくれるおとなが周りにたくさんいるんだということも感じていてほしいと思います。

令和4年 11月 22日(火)
2年 おいもパーティ

2年生は春に、地域の方に教えていただいてさつまいもの苗を植えました。当番を決めて水やりをしながら育て、先日収穫しました。用務員の先生にもお世話をお手伝いいただいていました。今日は、お世話になった地域の方と用務員の先生をお招きして、お礼の思いを込めて「おいもパーティー」をしました。お礼の言葉を言ったり、収穫したお芋の一部を見ていただいたり、じゃんけんゲームをしたりなど、楽しい時間をすごしました。さつまいもを育てるという実体験をするだけでなく、それを通して地域の方や担任以外の先生とつながることも子どもたちとっては大切な経験です。そして、お礼の会を企画して準備し実行することも、子どもの心を育て力をつけます。招待された方も招待した子どもたちもみんな笑顔。ほっこり心が温まるあたたかい時間でした。

令和4年 11月 21日(月)
光る子・強い子・明るい子

灘崎小学校の校訓は「光る子・強い子・明るい子」です。普段から大切にしているなだっこ宣言はこの校訓につながっています。「光る子」は「一人はみんなのために みんなは一人のために行動する子」、「強い子」は「最後まで全力をつくす子ども」、「明るい子」は「笑顔と友情あふれる学校をめざす子ども」です。どれも大切にしたいです。この校訓が刻まれた石碑がありますが、普段子どもたちが通るところではありません。そこで、子どもたちが毎日目にすることができるようにと、中庭の花壇に用務員の先生が看板をつくり、書道が得意な先生が文字を書いたすてきな造形物ができました。登校したとき、運動場から帰ってくるとき、下校の時・・・毎日子どもたちはこれを見ることができます。そして、校訓を意識し、自分はこの3つをどのように実現していこうかなと考えながらすごしてくれるとうれしいなと思います。

令和4年 11月 17日(木)
6年生 体育 ティーボール

野球型の運動は、昭和の時代とは違って、子どもたちにあまりなじみがないようです。野球を見たことがない子が多いのです。

こういうときは、野球やソフトボールをしている子の動きがお手本です。ですが、上手な子のバッティングをちょっと見ただけでは自分の身体をそのとおりに動かすことはできません。

それが新鮮な体験になっているのか、6年生は楽しそうに、そして一生懸命にやっています。

「がんばれ」「ドンマイ」といった声が聞こえてきます。

ときおり拍手も起こります。

体育の授業では勝ち負けを優先するのではなく、互いの動きの向上をたたえ合い、チームワークの進歩を喜び合うのが大事だということを、6年生の子どもたちは分かっているようです。

令和4年 11月 16日(水)
避難訓練

災害に対する心構えと意識の向上を図るために、学校では避難訓練を行っています。

16日は職員室が火災と想定しての訓練でした。しかも、予告なしの休み時間に火事発生という状況。今回は火元が職員室と想定したため、いつもとは違うことがあります。職員室内にある放送施設が使えないのです。火災に気づいた教職員が、大声で全校児童に呼びかけます。

「職員室が火事です!職員室から離れて運動場へ避難しましょう」

『どこが火事か』を最初に知ることが大事です。逃げる時に、火元から離れたルートを逃げるために。うっかり職員室の方向へ逃げそうになる子もいましたが、失敗して分かることも大事。そこに訓練の意味があります。

灘崎小の子どもたちは、訓練でも真剣にする子が多いです。命を守る学習です。今回は休み時間中の訓練だったので、一人一人が自分で考え判断しなければいけないことが多くありました。臨機応変に動くことは大人でも難しいことですが、訓練を通して、また、ふだんの生活の中でもつけていきたい力です。

令和4年 11月 15日(火)
演劇観賞会

民話芸術座の皆さんによる演劇『雨ふり小僧』を見ました。

日ごろ触れることの少ない演劇に親しむことにより、豊かな情操を養うことが目的です。

分校のお友達も本校に来て、全校生が見ました。

見終わった子らにすぐ感想を尋ねました。

「あのね、主人公が成長してて、泣きそうになった」

「そうそう、感動した」

こう話してくれたのは1年生です。

物語は、約束の大切さを40年間にわたる時間軸で展開する、少々難しいストーリーではありましたが、1年生もきちんと〖主人公の成長〗というポイントを感じ取っていたようです。

 

 

令和4年 11月 11日(金)
ファジアーノ岡山の選手との交流

昨日のことですが、ファジアーノ岡山の金山隼樹選手と輪笠祐士選手が、灘崎小学校を訪問してくださり6年生が交流しました。自己紹介の後、まずは簡単なプレーを見せてくださいました。パス回しやリフティングだけでなく、キーパーの金山選手は遠くまでボールを投げて見せてくれました。体育館の辺りから遊具まで届きそうなくらいでした。また、ゴールに向かってのシュートも見せてもらいました。間近で見たシュートのスピードにはびっくりしました。6年生からのたくさんの質問にも丁寧に答えてくださいました。最後にメッセージもいただきました。輪笠選手からは「サッカー選手になるという小さいころからの夢をかなえられたけど、悔しい思い、辛い思いもたくさんしてきた。そういった経験があるからこそ今の自分がある。厳しいことに直面したとき、今が自分を変えるチャンス、今が成長できるチャンスなんだというマインドをもってほしい。苦しいことがあっても少し視点を変えて、ポジティブな思考をもって向き合うことで明るい未来が切り開けると思う。」と。金山選手からは「J1昇格に向けて全員で挑んできた。試合に出られる選手は11人しかいないけれど、サッカーは11人ではできない。チームのみんな、スタッフやコーチサポーターとみんなと一緒に戦ってきた。それでもかなわなかったし、それがつらかったけれど、目標は絶対になくならない。みんなでやっていけば最後は必ずかなうと信じている。みんながいるからサッカーもできるし目標に向かっても戦える。サッカーじゃなくても、例えば学習発表会でも、みんなにはいろんな役割がある。その中で自分の役割を全うすれば、最高なものができあがる。自分のできること、自分の目標に向かってしっかりと全力でとりくんでほしい。そうすれば、そのつど見えるものも楽しいこともいっぱいあるはず。」とメッセージをいただきました。テクニックだけではない、心のもちようの大切さを学ばせていただきました。

令和4年 11月 10日(木)
あいさつは心をつなぐ

毎月10日に、校門付近で灘崎中学校区育成協議会の婦人会の方々があいさつ運動をしてくださいます。今日も総勢14名の方が早朝から集まってくださいました。登校してきた子どもたちも加わって、たくさんの「おはようございます」が聞こえました。灘崎中学校区の学校園には「あいさつは心をつなぐ」というポスターが貼られています。「あいさつ」は中学校区で共通して大切にしている取組の一つです。けれどもあいさつをすることが最終的な目的ではありません。あいさつをすることで、「心をつなぐ」ことをめざしています。「心」は目には見えません。けれども目に見える「あいさつをする」ということを通して、一人一人がつながっていくことをめざしています。灘崎小学校が、灘崎地区が、あいさつの声があふれ、つながりのあるあたたかい学校、地域でありたいと願います。

令和4年 11月 9日(水)
校内発表会

土曜日にわくわく発表会を控え、今日は校内発表会でした。自分たちの演奏が終わったら一つ上の学年の演奏を見ます。1年生は6年生のお兄さんお姉さんたちが見てくれました。1年生にとっては、入学のころからお世話になっている大好きな6年生です。張り切る気持ちが見られました。一つ上の学年の姿を見ることは、子どもたちにとって大切な学びになります。あこがれを抱いたり、自分も来年はあんな風にやりたいと思ったりすることは伸びていく子どもたちにとって大切なことです。

令和4年 11月 8日(火)
2年生算数 九九に囲まれて

2年生の算数。九九をがんばって覚えています。

人が何かを覚える時、『それに囲まれている』状態に身を置くことが効果が大きいのです。

教室の窓に九九表が貼ってある。

ドアの横に九九表が見えている。

授業のはじめにミニプリントをする。

その後に、九九の歌を聞いて口ずさむ。

休み時間にいろんな先生に九九を唱えて聞いてもらう。

合格のシールをもらうとうれしそうな声でお礼を言います。

見て、書いて、歌って、唱えて。

2年生は『九九に囲まれている』ことで充実した日々を送っています。

 

令和4年 11月 7日(月)
イメージをつかんで体現すること

土曜日のわくわく発表会に向けて、各学年、各クラスで練習しています。朝の会の時間にも音楽が聞こえるようになりました。コロナ禍の中、「同じ方向を向いて」「マスクをしたままで」などの制約はありますが、学校の中に音楽が響くのはすてきです。

練習の中で、歌い方や演奏の仕方のイメージを共有することは大切です。けれども、「柔らかく歌おう」「歯切れよく演奏しよう」と言っても、では、どうすればいいのかわからないことがあります。6年生が合唱を練習している場面で、「ここの音の切り方はソフトクリームだよ。」という言葉が聞かれました。包丁でスパンと切るのではなく、ソフトクリームを作るときのクルクルっと渦巻きをつくって切る感じです。その場所では合図を出すからねと言って、もう一度歌いました。そして、その場所が来ると指揮をしながらソフトクリームをイメージさせる手の動きをしました。すると、歌の表情がぐっと変わったのです。曲に合った、とても柔らかい音の切り方になりました。同じように2年生の歌の場面では、「ミッキーマウスの声や言い方で歌ってみて」と言うと、頭声発声になりました。イメージを共有するだけでなく、何をすればそのイメージに近づけられるのかを知ることが大切です。こうしたいと思ったことを体現できると、子どもたちはよい気持ちになりますし、自信もつきます。

令和4年 11月 4日(木)
2年生 生活科「大きくなあれ わたしの野さい」

2年生の生活科でサツマイモの収穫をしました。

秋晴れの空のもと、子どもたちはワクワクがとまらないという表情で土を掘り進めました。ゴロッと顔を出したサツマイモの大きいこと!感嘆と歓喜の雰囲気に包まれました。

 

土に触れる。

イモの香りをかぐ。    

土で汚れた手を友だちと見せ合う。

イモの大きさを自分の顔と比べてみる。

 

こうした実体験をすると、子どもは『実り』を実感し、自然の力を感じ取ることができるのでしょう。

令和4年 11月 2日(水)
1年生国語

起立して、国語の教科書を両手で持ち、みんな一斉に音読をしている様子です。感染症対策として声は小さめです。

 

音読は確かな言葉の力を育みます。その理由は3つあります。

 

みんなと同じテンポで音読するためには、しっかり教科書の文字を見る必要があります。ここで読む力が養われます。

 

教師の模範の音読を聞いてから子どもが同じ文章を口に出すので、リズムやイントネーションが身につきます。ここで話す力が高まります。

 

そして3つ目に、これが最も影響が大きいのではないかと思うことがあります。

自分が発した言葉は、真っ先に自分の耳に飛び込んできます。聞こえる自分の声は、先生や友だちが読んでいる様子と(どこかちがうな)とか(ピッタリ同じだ)と感じ取ります。

ここで聞く力が伸びます。

                                                      

読む力・話す力・聞く力

 

これらを同時に育む学習が『音読』なのです。

令和4年 11月 1日(火)
わくわく発表会 体育館練習開始

11/12(土)に開催するわくわく発表会。今日から体育館での練習がスタートしました。トップで練習するのは5年生。

前日に6年生が音楽室から体育館へひとつひとつ運んでくれた楽器を前に整列する5年生。まず先生からめあてのお話を聞いて、心構えを整えます。

次に立ち位置を確認。担当する楽器によって違うので、丁寧に確認していきます。

立ち方、楽器の持ち方、移動する時の歩き方、目線はどこに据えるのか・・・。

楽器を演奏するよりも前に、こうしてたくさんの事を覚えていきます。

灘崎小の子どもたちは、素直お話を聞いて、キビキビと動ける。その姿に感心します。

令和4年 10月 31日(月)
3年生国語

自分で要約をしてリーフレットを作成する学習です。

まず、実際にあるリーフレットを読みこんで研究します。

そのとき、読んでも分からない言葉を国語辞典で調べる場面。

子どもたちの様子に注目してみました。ある子は『瞬発』という言葉を調べていたのですが、思わず口ずさんでいたのです。「しゅ、しゅん、しゅんぱ・・・」

この気持ち、よく分かります。口に出していないと、どの言葉を探しているか分からなくなっちゃうのですよね。

 

辞典を引く学習は、語彙を増やすことにとても役立ちます。調べている言葉だけでなく、探しているうちに目に飛び込んでくる言葉も自然と覚えられるからです。

 

辞典を引く学習は、語彙を増やすこととは別に、もうひとつの感性も育みます。

『自分で調べたという実感』です。辞典で調べるのは、インターネットで調べるよりも手間と時間がかかります。その分、言葉の意味を探り当てた時の達成感がある。その小さな感動、実感が、『学ぶことは楽しい』という思いにつながるのかもしれません。

 

令和4年 10月 25日(火)
一人学びと友達との学び

3年生の算数の学習中です。2倍の3倍は何倍かということを考えていました。まずは自分で考えます。2+3で5倍ではないかと考えがちです。一人で考えたり、考えを発表し合ったりする中で、子どもたちのすてきな発言やつぶやきが聞かれました。

 なかなか分からず懸命に考え、考えの糸口を見つけた子が「あーっ!」

 友達の発表をヒントに「そういうことか!分かった!」そして友達に対して「サンキュー」

友だちのつぶやきや発言から自分の考えをつくったり、自分の間違いに気づいて修正したり。友達と共に学び合う姿が見られました。

令和4年 10月 24日(月)
5年生図工

5年生の図工。『コロがるくんの旅』

 

ビー玉を主人公「コロがるくん」として、工作した建物や広場を転がす=旅をさせるのです。

子どもたちはまず考えます。(ビー玉をどんなふうに転がそうか)それは(コロがるくんにどんな旅をさせようか)ということ。壮大な旅をしているイメージをふくらませるのです。

それから設計図を描きます。楽しそうにイメージを紙に落とし込んでいきます。

設計図が出来たら作り始めます。ここで子どもたちは壁にぶつかります。作りたい形をそのとおりに作ることは難しい。特に、ビー玉を転がすために必要な高低差をイメージどおりにつけるのは至難の技です。うまく転がらなかったり、速く転がり過ぎたりするのです。

そういう時は、設計図を描き直すこともあります。何度も試したり、作り直したりしながら粘り強く取り組む姿、これが向上心をもっている姿だと思います。

 

徐々にできていく『コロがるくんの旅の舞台』の完成が楽しみです。

 

令和4年 10月 21日(金)
6年生奉仕作業

6年生が奉仕作業を行いました。

この日は本校で研究授業があり、各校から先生方が多く来校されるため、体育館に椅子を並べる作業です。6年生たちは黙々と椅子を運び、ズレないようにきれいに並べます。お客様に気持ちよく座っていただくためにぞうきんで椅子を拭きます。重い長机を運びます。

感心したのは、子どもたちがこうした作業を楽しそうにすることです。自分の作業が済んだら、(ほかに仕事はないかな)と周りを見るのです。

 19日の就学時健康診断のときも同じ作業を行ったのですが、『黙々と』『笑顔で』『周りを見て』できていました。

最高学年という自覚があるから笑顔でできるのでしょう。

令和4年 10月 20日(木)
6年生音楽

6年生の音楽。

わくわく発表会(11/12)で合唱する歌『あすという日が』の練習です。 コロナ対策のために、距離を取って、全員が同じ方向を向いて歌います。基本的にはマスクはしたままです。子どもたちにとってはこうした風景が日常、当たり前になっている面もあります。

大きな口を開けて歌う。

大きな声で歌う。

向かい合って友だちの口の開け方を見ながら歌う。

すぐそばでお互いの声を聞き合う。

3年前までは当然だった歌の練習は今はできませんが、子どもたちはできることを精一杯がんばっています。

令和4年 10月 19日(水)
3年生社会科

3年生の社会科。消防設備を調べています(写真は10/18(火)に撮影したものです)。

校内を歩いて回り、どこにどんな消防設備があるか、実際に見て確かめていきました。

火災感知器、消火栓、消火器、スプリンクラーなどなど。見つけた設備を校内図に書き込んでいきます。

設備の写真は教科書で事前に調べてはいますが、実際に校内の物を見ると驚きの連続です。「あっ、こんなところにも」「たくさんある」との声が子どもたちから上がります。

ふだんから視界に入っていても、消防設備のことは意識していないので見えていないのでしょう。それを発見した学習でした。

令和4年 10月 18日(火)
5年生体育

5年生の体育。鉄棒です。(写真は10/14(金)に撮影したものです)

 

自分でできるように努力することを目指します。『わたしたちの体育』というテキストで技のコツを調べたり、逆上がり補助板を使って挑戦したり、技ができる子の様子をよく見てまねをしたり、「どうやればいいの?教えて」と自分で頼んだり。こうした努力は、自分を高め、仲間を高めることにつながります。

ある子は、逆上がりが苦手な子にこんなふうに声をかけていました。「腕をこう曲げて、おなかを鉄棒に引きつけて…」

動きをこのように言語化できるのは、本当に理解しているからです。

 

「ぼく、鉄棒きらい」と言っていた子も、あきらめずに最後まで挑戦していました。

 

令和4年 10月 17日(月)
2年生生活科

2年生の生活科。『まちたんけん』で駐在所へ行きました。

まず駐在のおまわりさんに、どんなお仕事をしているのかお話を聞きました。地域を巡回する。通報があれば駆けつけて困っている人を助ける。悪い人をつかまえる。そういったお仕事の内容を、2年生にも分かりやすい言葉で説明をしてくれました。

 次に、駐在所の中を特別に見せていただきました。中にある物に子どもたちは興味深々。「あれはなんですか?」と次々質問します。ある子に「どんな物にビックリした?」と尋ねると「ナイフをにぎっても大丈夫な手袋があった」「悪い人をつかまえる銀色の棒があった(さすまたのことですね)」とのこと。駐在所の中という特別な空間に入って興奮気味のようでした。

 パトカーの中も見せてくれました。

 質問にも丁寧に答えてくれました。「おまわりさんは何人いますか?」「警察犬はいますか?」「おまわりさんのお仕事はいそがしいですか?」と多彩な質問が出ました。

 駐在のおまわりさんと直接ふれあうことで、子どもたちは、自分たちや地域の安全を守ってくれている人の存在と思いを感じることができたようです。

令和4年 10月 14日(金)
2年生図工

2年生の図工授業。『ぼかしあそびで』という絵画に挑みます。

紙にクレパスで色をつけます。それをこすれば、ぼかした模様が様々に現れます。いろいろな『ぼかし方』を工夫してできた形や色を見て、かきたいものを考えるのです。

 『ぼかし』は、子どもたちはふだんあまり意識しない技法なので、まずイメージをつかむために作品例を映像で見ます。「おお~」「きれい」と感嘆の声が上がり、拍手をする子もいます。やる気が高まるのが教室の後ろで見ていてひしひしと感じるほど。

 いざ製作開始。授業はじめの10分間の説明を聞いて作品例を見たことで、すでにイメージが浮かんでいる子どもたち。手が止まることはありません。作品例を見たからといって、それに思考が引きずられて同じような作品ばかりになる・・・なんていうこともないのです。

 

一人ひとり、発想も作風も異なるオリジナルの作品ができつつあります。

令和4年 10月 13日(木)
3年生理科

3年生の理科。「太陽とかげの動きを調べよう」

1日中ずっと観察道具は準備万端にしておき、決まった時刻に運動場に出て太陽を観察し、かげの動き方を見て記録していくのです。

気になっていたのはお天気のこと。どうか曇らないように・・・と担任も子どもも願っていましたが、この日は願いがかないました。ずっと太陽が顔を出していたのです。子どもたちは遮光プレートを使って太陽を見るのが初めてでしたが、慣れてくると楽しそうに見ていました。

自然を観察することは小学生にとって大事な学習だと思います。自然には『変わるもの』と『変わらないもの』があることを感覚的につかめるからです。

令和4年 10月 11日(火)


1年生の算数の時間です。「バケツに入る水のかさを比べるにはどうしたらいいでしょう?」

と投げかけています。「どちらかのバケツに水をいっぱいに入れて、それをもう一つの方に入れてみたらいい。」「それでどうするの?」「こぼれたら、水を入れたバケツの方がたくさん入るってこと。」「上までこなかったら、そっちのバケツの方がたくさん入るってこと。」

とやり取りが続きました。このように筋道立てて考えたり、理論的に考えたりすることを1年生から経験しています。

他の子どもが「コップを使って何杯入るか調べたらいい。」と言いました。考え方は一つではなく、多様な考えが出せるのもすてきです。

担任が両方のやり方をやってみました。ただ、コップはあえて大きなコップと小さなコップを混ぜて使っています。すると子どもは、「同じコップでやった方が分かりやすいよ。」と言いました。ここで、「ながさくらべ」の学習を思い出させ、「そうだったね、同じものを使って調べないといけなかったね。」と話しました。このように、前に学習したこと(既習事項)を使うというのは、算数でもとても大切です。

このような「学び方」を得ていくことも大切にしていきたいです。

令和4年 10月 7日(金)
1年生活科見学/2年生活科見学/3年生社会科見学


夜明け前から降りしきる雨を見ながら(なぜこんな日に…)と嘆いた方も多かったのではないでしょうか。1年生が池田動物園とサイピア、2年生が県立図書館と浦安体育館、3年生が北消防署と旧内山下小学校へ、それぞれ見学に行きました。

 バスから降りてくる子らに尋ねてみました。「何が一番心に残った?」

「クイズをしながら動物を見たところ」(1年生)

「県立図書館で、自動で本を運ぶドアが開いたり入れ物が動いたりしてたところ」(2年生)「レスキューの人が、ロープをガチャってつないでのばしたところ」(3年生)

「プラネタリウムに感動して子どもから自然に拍手が起こったんです」(1年担任)

 

今日の『見た・聞いた・におった・触れた』体験は、子どもたちの心に生きた学びとして残ったことでしょう。

令和4年 10月 6日(木)
5年生社会科見学 三菱自動車水島製作所とライフパーク倉敷

秋晴れの中、5年生が社会科見学に出発しました。めあては3つあります。

・働いている人の工夫、努力、願いを知る。

・科学に対する興味をもつ。

・集団行動のルールを守る。

自動車工場は、写真や資料でしっかり学習してきましたが、やはり実際の現場を見ると学びが違います。音、におい、熱、振動。本物の迫力が伝わってくるのです。

ライフパークの科学実験コーナーには、魅力的な実験器具が満載です。

戻ってきてバスから降りた子どもに感想を聞きました。

「工場の、部品と部品をくっつけるところがすごかった。」

「科学実験で、空気の力でボールを宙に飛ばすのがおもしろかった。」

保護者にもお話を聞きました。「子どもが弁当のイラストを描いて『ここにキャラおにぎりを入れて』とお願いにきたので、はりきって作ったんです。」

記に残る社会科見学になったようです。

(自動車工場内は撮影禁止のため写真がありません。)

令和4年 10月 5日(水)
岡山市南区(灘崎小会場)学童陸上運動記録会

陸上記録会。この日のために今まで練習をしてきましたが、直前まで降っていた雨に開催が危ぶまれました。子どもたちが運動場に集まるとほぼ同時に雨雲は去っていき、運動場も乾いたのでできました。

 60mハードル走・50m走・走り幅跳び・走り高跳び・ソフトボール投げで、自分の目標に挑みます。

スタートラインに立つ子どもたちはやや緊張気味でしたが、走ることに集中できていました。じっとゴールの先を見つめていたのです。ラストの10mも気を抜くことなく、ゴールを駆け抜けました。

陸上運動は『ゴールまで走る』よりも『ゴールの先まで走る』と記録は伸びます。それができていました。集中のたまものでしょう。

走り幅跳びに挑んだ子どもの何人もが「練習の方がよく跳べた」と悔しがっていました。

練習と本番の違い。これがスポーツの難しいところですね。

6年生は中学に進んで、5年生は来年に、その悔しさを晴らすという目標ができました。

何度でも挑戦できる。これがスポーツのすばらしいところですね。

令和4年 10月 4日(火)
6年生 修学旅行に向けて


修学旅行の準備が進んでいます。

6年生15人ほどに「何が一番楽しみ?」とランダムに尋ねてみました。

「映画村」「金閣」「八つ橋をおみやげに買うこと」「鹿せんべいをあげること」が多い声でした。「バスで寝ること」という子も2人いましたが・・・

灘崎小学校では、修学旅行で大切にすることを3つ決めています。要約してご紹介します。

⓵日本の文化・歴史についての興味関心を高めよう。

⓶仲間と過ごす楽しさを味わえるよう進んで実践しよう。

⓷きまりを守って集団で行動する姿勢を身につけよう。

3日は、奈良公園や清水寺、映画村で活動するグループを決めていきました。

グループ活動では、思うようにならないことも起こるでしょうし、我慢することもあるでしょう。気持ちにゆとりをもって譲り合うことが大切です。修学旅行は、そうした学びができる成長の機会です。

令和4年 10月 3日(月)
4年理科:とじこめた空気と水


4年の理科は『とじこめた空気と水』の学習です。

まず教師が実験の見本を見せます。

子どもの視線がじっと注がれます。

空気てっぽうのスポンジの球が飛ぶか飛ばないか・・・

教師は、答えは言いません。飛ぶ理由・飛ばない理由も言いません。それは子どもが自分で実験をして、考え、確かめていくことだからです。

〇〇〇

実験用具をひとりひとり確認します。

やっぱり、子どもは実物を触るとワクワクします。すぐやってみたい。でも、ここであわててはいけません。何を確かめるために実験をするのか、しっかり学習してから実験をしないと、ただのお遊びになりかねません。

こうして子どもの心にとじこめられた『やる気』は、どんなふうに飛び出していくのでしょう。

令和4年 9月 30日(金)
タブレットは道具


4年生の国語「一つの花」を学習しています。今日は、単元の最後の時間。めあては「作品の心は何だろう」です。子どもたちはタブレットの画面を見、それぞれが何やら打ち込んでいます。ここまでの段階で、一人一人が自分の考えを入れています。それをお互いに読み合い、友だちの意見にコメントをしているのです。タブレットをお互いの考えを知るためのツール、それに反応するためのツールとして使っています。自分の意見にコメントをもらうのはうれしいものです。「○人から来た」「ん?なになに?」と自分の考えに対するコメントを読んでいました。調べ学習だけでなく、意見の交流にも活用しています。

授業はこれで終わりではありません。次はタブレットを片付け、発表です。「初めはこう思っていたけど、友だちの考えを知ってこう変わったとか、こんな考えも出てきたという発表はできますか?」という担任の投げかけに対して、発表をしていきました。

タブレットを道具として有効に活用しながら、今までも大切にしてきた意見の直接交流も行う。そんな学習場面でした。

令和4年 9月 29日(木)
給食:「ごちそうさまでした」のあとに


13:45頃の給食の配膳室の様子をご紹介します。

「ごちそうさまでした」の後の作業の写真ですが、何をしていると思いますか?

残量を量ってから仕分けして廃棄処理をしているのです。灘崎小の食べ残しは特に多いわけではないそうです。

それでもあえて尋ねてみました。

「食べ残しが多いおかずはどういうものですか?」

「それはやっぱり『和食の煮物』ですね」

10年前も20年前も同じ傾向だったと思います。

子どもたちはこの2年半、黙食を続けてきました。

どの教室に見に行っても、見事にシーンとしています。

私が教員になって30年、こんな光景は初めてです。

 

給食の時間に、変わる風景もあり。変わらない風景もあり。

令和4年 9月 28日(水)
ロング昼休み


灘崎小学校は、水曜日はそうじはなし。13時10分から13時45分はロング昼休みです。代表委員会や異学年交流、学級の時間などに使います。ただ、暑い時期は熱中症の心配があったため、ロング昼休みを休止していました。今日は、久しぶりのロング昼休みの再開。楽しく遊んでいる子が多かったです。多くのクラスが運動場で学級遊びをしていました。運動場の東半分は鬼ごっこ系の遊び、西半分はドッジボールなどのボール系の遊びをしています。担任だけでなく、専科の教員も一緒に遊んでいます。子どもたちは遊びの中でも多くのことを学びます。ルールを守ること、みんなが楽しめるように工夫すること、意見が合わない時も相談して折り合いをつけていくこと、負けて悔しい思いをすること。時にはけんかや気持ちがぶつかり合うこともありますが、担任もお手伝いしながら、それを解決していく、乗り越えていくことも貴重な経験です。

令和4年 9月 27日(火)
「海の学校」に行きました。


5年生が「海の学校」に行きました。残念ながら、「日帰り研修で」という通知があり宿泊はできませんでしたが、「海の学校」ならではの体験をしてきました。

朝から雨が降り、予定通り活動できるかが心配でしたが、全員で行けたのが何よりです。

午前中は「砂の芸術」です。渋川海岸の砂浜でそれぞれのグループが協力して作品作りです。「亀」「イルカ」「エイ」「海藻マン」などなど。ぱっと見れば「○○」とすぐ分かる名作ばかりでした。作っているときに仕事を分担したり、相談して途中から作るものを変更したりなど、「友達と話し合って折り合いをつける。」「グループの友達の動きを察して動く。」そんな姿が見られました。

お昼過ぎに雷が鳴り始めました。雷が鳴っている間は外での活動はできません。海の学校の先生から、「カッターの活動の始まりを1時間遅らせたらできそうだがどうしますか。」という相談があり、1時間遅らせてでもカッターをすることにしました。予報通り1時30分には雷雲が通り過ぎ、カッター訓練を実施しました。先生の指示通りにできず、櫂もそろっていない様子でスタートしましたが、少しずつ気持ちがそろい、動きもそろっていきました。王子が岳のふもとのあたりまで、けっこう遠くまで艇は進みました。戻ってくる頃には見事に櫂がそろい、ぐんぐん進むという様子になっていました。何より、話を聞いているときの背筋の伸び方と視線が始める前とは違っていました。動きを合わせ、一人一人が自分事として精一杯漕ぎ、その結果、心もそろっていく。そんな貴重な経験ができたようです。これからの「普段の日」に生かしていきたいです。

令和4年 9月 26日(月)
1年生生活科:いきものとなかよし (むしをさがそう むしとなかよくなろう)


コオロギ、キリギリス、バッタを虫かごに入れて観察しました。絵に描いて、その様子を文章で表します。じっと見ることも、絵と文章で表現することも、どちらも大事な勉強です。

 「バッタのあしがカクッてなっててびっくりした」

 「コオロギの目がちょっとこわかった」

 1年生に感想を尋ねると、一生懸命に思い出して話をしてくれるのですが、虫を見るのが苦手な子が多いように感じました。

観察してから虫は放しました。「返したときはさびしかったけど、元気でねって思いました」とある子はそのときの気持ちを話してくれました。

令和4年 9月 22日(金)
図書の時間。大好きな時間。


灘崎小の子どもは図書の時間が大好きです。感染症対策のパテーションで仕切られた大型机で、黙々と読書に励みます。借りるのも活発にしています。司書の先生の読み聞かせも楽しんでいます。

貸出の多い本は、シリーズ物で3つあります。「銭天堂」「がっこうのおばけずかん」「5分後に意外な結末」です。子どもは、「ドキドキ」「ワクワク」「びっくり」な物語が好きなんだと感じるラインナップです。

『図書の時間が好き』であっても、『読書が好き』というわけではなさそうです。数人の子に尋ねてみても、「家で読書はしません」と答える子が多いです。

 これは私が小学生のころ(昭和50年代)を思い出しても、同じ傾向だったように思います。

 読書が好きなわけではないけれど、図書の時間は好きという感覚。おそらく、クラスのみんなで一緒に本を読む雰囲気が、子どもは好きなのでしょう。

一方で、よく読んでいる子は、本を手にすることが習慣になっているようです。(読書をするゾ)と意気込んでいるわけではありません。

 「図書の時間」だけでなく、『本を読むこと』『本との出会い』を楽しいと感じる子どもが増えるとうれしいなと思っています。

令和4年 9月 21日(水)
6年社会科:黒板・動画・タブレット・資料集


6年社会科。その一瞬に遭遇しました。授業者が黒板に『足利義満』について整理しています。


同時に、動画でアニメの一場面を見せて時代の雰囲気を子どもたちにつかませています。


その時、子どもたちは、タブレットで金閣の画像を検索しつつ、資料集で金閣の写真と説明が載っているページを机の上に開いているのです。


「黒板」と「動画」と「タブレット」と「資料集」と、4つの場面が同時に展開されているのです。


修学旅行で見る予定の銀閣と金閣についての歴史的背景を知ることで、実際に会うことのできない歴史上の人物を少しでも身近に感じることができるように。


だれにでも得手、不得手があります。資料集の説明のような文章を読むのは苦手だけど、映像や耳から入ってくる情報をとらえるのが得意な子もいます。


このように、複数の手段で調べる経験を積むことで、自分に合った学びの方法を獲得することにもつながります。

令和4年 9月 20日(火)
紙の教材で学ぶ



先々週、GIGAスクール構想のことを書きました。

文部科学大臣のこんなメッセージが令和元年に発表されました。

Society5.0時代に生きる子どもたちにとって、PC端末は、鉛筆やノートと並ぶマストアイテムです。今や、仕事でも家庭でも社会のあらゆる場所でICTの活用が日常のものとなっています。』

(文部科学大臣メッセージ 令和元年1219日より抜粋)

もちろん、学校の勉強には紙の教科書や資料も大事です。

上の写真は3年の社会科。安全マップの作成例を紹介しています。小学生が実際に手作りした安全マップが載っています。親しみやすさを感じます。

下の写真は4年生の社会科。地図に慣れるため『地名見つけ』ゲームをしているところです。

ある子が地名を言います。なるべく、誰も知らないような、行ったことのないような町の名前を言うのです。みんながその地名を地図帳で探します。早く見つけた順位はつけなくても、みんな競争のような雰囲気になります。熱中するのです。

紙の地図帳のよいところは、探す過程で、周辺の地名や地形も目にすることです。意識していなくても目にしている。探すのが遅くても、いや遅ければ遅いほど、たくさんの地名を見ている。視線が地図帳を散歩しているのです。

令和4年 9月 15日(木)
h心の潤い



灘崎小学校の花壇は、季節に合わせた花を植えてあり、花の種類によって花壇の柵などもかえています。また、校内には、ちょっと和むことができるような物が置いてあります。校舎内の廊下などの壁も、定期的にペンキで塗り替えられ美しいです。色がきれいな掲示板もあります。これらは、ほとんどが用務員の武田先生がしてくださっていることです。中庭をぐるりと見渡すと、ベンチ、洗濯機の囲い、外掃除で使う道具の入れ物、花壇などがあり、どれも武田先生の力作です。しかも、廃材などを上手に活用して作っています。こうしたことで、すっきりとしているだけでなく、心がほっこりしてきます。明るく落ちついた環境をつくりだしています。子どもの学びの場、生活の場である学校を、環境面からも支えています。

 

令和4年 9月 14日(水)
h音を探して・・・



これは2年生の音楽の時間の写真です。生活科の学校探検かな?と見えますが、音楽の時間なのです。ワークシートに書かれていためあては、「身の回りの音を探して音楽をつくろう」です。今日は、学校の中を静かに静かに回りながら、いろいろな音を探して集めていました。

「カチン ウィーン ガンガン ドンドン キュキュ プルルル」「ズウォンズウォン」「プルプルプル」「キュイーン キュイキュイ」「ドゥルンドゥルン」「スーカッカッカ」「カチンポチン」「カチャンゴゴン」子どもたちがワークシートに書いた音です。さて、何の音なのでしょう。おとなならありきたりの表現になりがちですが、子どもたちの表現はなんと豊かなことでしょう。今日集めた音をつかって、今度は音楽づくりだそうです。どんな音楽をつくっていくのかとても楽しみです。さて、この音は何の音か分かりますね。「キーンコーンカーンコン」

令和4年 9月 13日(火)
h非行防止教室



昨日、岡山県警察本部の守屋さんをお迎えして、4年生以上で非行防止教室を行いました。コロナ禍の中、集まることが難しいのでテレビ放送で実施しました。今日のめあては「昨年の小学生の犯罪や万引きについて知る」と「インターネットで気をつけることを知る」ことでした。インターネットゲームやユーチューブ、ラインなど小学生の子どもにとっても、SNSはたいへん身近なものになっています。学校でも1人1台の端末を使うようになり、大変便利な道具であることも実感しています。しかし、使い方によっては、被害者にも加害者にもなってしまうことがあります。被害者にも加害者にもならないために、何が大切なのか、やってはいけないことは何なのかなど、インターネットとの正しい付き合い方について、具体的にお話をして下さいました。子どもたちはそれぞれのクラスで真剣に学んでいました。今日のまとめは「万引きは絶対しない」「いじめはしない。させない。」「インターネットで気をつけること、正しい付き合い方を知る。」でした。特にインターネットを使う上で重要なこととして、次の4点を教えていただきました。「ネットで知り合った人とは会わない」「ネットにのせるときは、誰も嫌な気持ちにならないか確認する」「勝手に課金しない」「スマホ、オンラインゲームについて、家庭で使い方を決め、正しく使う」です。一見当たり前のことに思いますが、知らず知らずのうちに・・・ということもあります。家族で話題にしたり、話し合ってルールを決めたりできるといいなと思います。

令和4年 9月 12日(月)
みんなの安全を守ってくれていること【あいさつ運動・交通安全】



先週木曜に、警察のスクールサポーターの方が子どもたちの安全を見守ってくださっていることをご紹介しました。

今日12日の朝はあいさつ運動でした。灘崎中学校区育成協議会の婦人会の方が正門に立って、登校を見守ってくださるのです。ずっと続けてくださっている方が多く、子どもたちの成長も感じ取りながら、「おはようございます」の声かけをしてくださいます。

正門前の横断歩道に毎朝立って、行き交う自動車から児童の安全を守ってくださっている方がいます。挨拶をすること、横断歩道は手を挙げて渡ること、左右をよく見て渡ること、そんな大事な事を毎日穏やかな声かけで教えてくださっているのです。

自分からあいさつができる子もいますし、恥ずかしがってあいさつの声が聞こえない子もいます。自転車で通る中学生がいいあいさつをして、それに触発されてあいさつの声が大きくなる小学生もいます。

子どもたちのあいさつの様子はそれぞれですが、(あいさつができることは大事なことなんだ)と感じることができたらいいですね。

令和4年 9月 9日(金)
4年生:マット運動とICTの良い関係



4年生のマット運動。

この日は、壁倒立・側転・開脚前転・開脚後転など多彩な技をしていきます。苦手な技をやってみるのもよし、得意な技をさらにきれいにしようとするのもよし。その両方に挑むのもよいのです。

何に挑戦するかは子どもが自分で決める。

タブレットを見ている写真。何をしていると思いますか?

実は、マット運動のお手本の動画を見てフォームをチェックしているのです。運動に苦手意識をもつ子は、自分の動いている姿を思い浮かべにくい(これを〖イメージの壁〗と呼んでいます)。

お手本の動画を見ると、マットの上でどうやって手をつき、脚を開き、頭を中に入れているかがバッチリ見える。イメージの壁を超えられるのです。

さらに4年生の子らは、一人が動画を見ていると、周りの子も一緒に見てポイントを言葉にしあっているのです。「手をこんな風にマットについてる」「あしをきれいに開いてるね」

マット運動の動きを言葉で説明するのは、子どもにとって難しいこと(これを〖言葉の壁〗と呼んでいます)。動画を見ながらだと、お手本の動きを子ども同士で言葉で説明しているのです。

言葉の壁も超えている。

GIGAスクール構想の進展により、全児童に1台ずつタブレットが配備され、ICTを教育に生かす環境が整いました

マット運動とICTはどうやら良い関係にありそうです。

 

令和4年 9月 8日(木)
不審者対応避難訓練



不審者が侵入した場合の対応や避難の方法について理解するために、訓練をしました。

不審者の役目を、警察のスクールサポーターの方が実際にやってくださり、5年生が本当に体育授業をしている体育館に侵入する、という設定です。

子どもたちに必要以上の恐怖心を与えないように、訓練5分前に不審者役の方とあいさつする時間を作ります。不審者を演じる方が警察の方と聞いて、びっくりする子もいました。

あいさつをした時は柔らかな笑顔だったその警察の方が、いざ訓練が始まるとまさに不審な表情になり、凄みのある声になったので、避難する時の5年生の顔は真剣そのものに変化しました。

「不審者が体育館に侵入しました。〇〇〇〇へ避難します。」という放送で、全児童が避難をします。この時、教員が心配する事は(子どもたちが必要以上に恐怖心を感じないように)ですが、同時に(本当に不審者が来た時のように真剣にやってほしい)とも思うのです。

さすまたを持って駆けつけた教員が不審者を取り押さえて訓練は終了。

『学校に不審者が入ってくる』という状況を、子どもたちはどう感じたのでしょうか。

車の写真は、通称『青パト』。南警察署のスクールサポーターの方は、『青パト』で地域を見守ってくださっています。警察のお仕事の中でも、より子どもたちに寄り添う活動をされているのです。

 

 

令和4年 9月 7日(水)
5年生:海の学校に向けて



5年生は海の学校を9/27(火)に控え、準備を進めています。

「カッターに乗って、3人で一本の櫂(かい)を持ちます。3人が力を合わせて一本の櫂を漕いで、みんなの櫂が合わさって、初めてカッターが前へ進むのです。そこで、3人の中でリーダーを決めたい。やる気のある人に積極的に手を挙げてほしいと思っています。立候補する人!」

担任のこの呼びかけに、一人の手しか上がらなかったのです。(わたくしはその瞬間、たまたま立ち会って、どうなるんだろう・・・とドキドキしていました)

クラスにシーンとした空気が漂います。

でも担任は、手を挙げようかと迷っている子が何人もいる雰囲気を察していました。「できるかどうか自信はなくても、やってみよう、という気持ちを大切にしてほしい」と背中を押します。

すると、次々と手が挙がったのです。(ほっとしました。)

こうして、ひとつひとつの活動をみんなで決めていきます。

どんな役目を引き受けるにしても、初めから自信がないのはみんな同じです。

思うようにならないこともあるでしょう。うまくいかない時に、まわりの人と協力して乗り越えようとすることが、子どもの大きな力になるのです。

学校行事は、こうして準備段階から子どもが考えていくことで、いろいろな事を学べる良いチャンスになります。

(カッターの写真はR3のものです)

 

 

令和4年 9月 6日(火)
6年生:情報を集める力・生かす力



6年生の歴史の授業。

 まず、めあてをみんなで確認します。この日のめあては「平清盛の『すごさ』はなんだろう」。

 それから、ひとりひとり自分で調べていきます。教科書・資料集・インターネットと、自分で

決めた方法で調べていくのです。

 教科書とタブレットを横に並べて、両方を見ながら大切だと思うポイントをノートにまとめてい

る子がいます。資料集だけで調べている子もいます。

調べ方を自分で決める。これも大切な力です。




 これは6年生の理科。めあては「月や太陽の特ちょうを調べよう」

 月と太陽の画像を検索している子が多くいます。

月も太陽も星も、教室で見ることはできません。天体観測は、夜に外に出るので、子どもだけではいろいろ心配なことがあります。インターネットの画像の力を借りることは学習に欠かせません。

インターネットを上手に活用して、自分の学習に役立つ情報を手に入れる。

そんな力がますます大切になってきます。

令和4年 9月 5日(月)
1年生:マットを使った運動遊び



1年生の体育。マットを使った運動遊びで前回りに挑戦しています。

1年生の子どもたちにとって、初めてする運動には大きな壁が2つあります。

ひとつ目は〖言葉の壁〗。

どんなふうに身体を動かせばよいか分からない。手や脚や頭をどう動かすかの言葉が思いつかないのです。初めてするのですから当然です。

ふたつ目が〖イメージの壁〗。

自分がうまくできている姿をイメージするのはとても難しい。小学生のダンスチャンピオンが「こんなスゴいダンスをどうやって覚えるの?」というインタビューに答えていました。「覚えるんじゃなくて、イメージするんです。はじめから最後まで踊っている自分がイメージできたら、もう自然にダンスを覚えられています。」 このイメージ化はとても難しいですね。

この授業では「だんごむしになってみよう」を合い言葉にしています。子どもは『だんごむし』と聞くと、自然と(身体を丸めよう)というイメージをもちます。〖言葉の壁〗も〖イメージの壁〗も簡単に乗り越えてくれる合い言葉です。

クルリ、クルリと前回り。「できたよ!」「ヤッターッ」と声に出したい気持ちを抑えて(マスクは取っているのでお話はできません)、笑顔で喜びを表現する1年生のみんな。

よくがんばりました。

令和4年 9月 2日(金)
防災給食でした



今日の給食の献立は、「救給カレー・ミニバターロールパン・ミックスフルーツ・牛乳」でした。9月1日は「防災の日」です。1923年9月1日に起きた関東大震災にちなんで決められました。そして、その日からの1週間が防災週間です。日本は地震や台風、津波や豪雨などの災害が発生しやすい国です。岡山でも4年前に豪雨による大きな災害がありました。そのような災害による被害を少なくするために「防災の日」が設けられたそうです。今日の給食の「救給カレー」はレトルトパックに入っています。ご飯も一緒に入っています。底が広く立てられるようになっているので、お皿がいりません。子どもたちは、上手に食べていました。1年生は、初めてだったので少しびっくりしたかもしれません。「わあ、ごはんも入ってる!」「おいしい!」と喜んでいました。今日のような給食は、子どもたちが大好きな「食」をきっかけに防災について考える機会になると思います。ぜひ、お家でも給食の話題から、防災について話したり、考えたりしてほしいと思います。「防災マップを見直してみる」「防災グッズを確かめる」「災害が起きた時、起きそうなとき、我が家はどのように行動するか」「どこに逃げるか」「家族の連絡先は?」など、自分事として話題にしてみるとよいですね。

令和4年 9月 1日(木)
ひょうたんができたよ



 3年生。『総合的な学習の時間』の学習の大きなテーマは〖町づくり〗です。地域の伝統や文化と、その継承に力を注ぐ人々の活動について学びます。その一環として、地域のひょうたん作りの達人に指導を受けて、実際にひょうたんを栽培してきました。
 2学期になって収穫をしました。 3年生の子どもたちに感想を尋ねました。

「大きく成長していてビックリしました」

「(茎が)かたくてハサミで切るのが大変でした」

「変なにおいのような、いいにおいのような感じでした」

「色がキレイでおどろきました」

 収穫をして学習は終わり、ではありません。この先の学習を、3年生の皆さんは楽しみにしていてくださいね。

令和4年 8月 31日(水)
基本を徹底する


1年生の道徳の時間です。今日は「にっぽんのおかし」というお話で、日本の伝統や文化のよさにつながる内容でした。季節や行事によって変わる和菓子。食べる人のことを思う、心豊かな文化だなと思います。子どもたちにとって、月見団子のようによく知っているものもあれば、なじみのないものもあります。大型テレビに写真を映してお菓子を紹介しながら学習していました。このような時間の中で、学習するときの約束について声をかけながら進めていました。発表するときには、「はい、○○です」とみんなの方を向いてお話したり、手をぴんと挙げたり。道徳ノートに自分の考えを書く場面では、下敷きを敷くこと、机の上を整とんして書くこと。小さな事かもしれません、めんどくさいと思うかもしれません。けれども、このような基本のことを積み上げていくことで、落ち着いて学習したり、学年に合った学習の仕方を身に付けたりすることができるようになると考えます。友達の発表の聞き方もとても上手になった1年生でした。

令和4年 8月 30日(火)


2学期が始まって2日目です。あいさつのとき、背筋がピンと伸びて、きりっとした姿がありました。素敵です。今日は係活動を決めたり、席替えをしたり。2学期のめあてを決めたりしていました。学期の初めにはめあてを決めることが多いです。なぜでしょう。私はめあてを考えることは、自分を客観的にみることにつながると思います。「1学期はこうだったから2学期は・・・」「自分は○○が得意だから、そのことをさらに伸ばしていこう」「私は○○が苦手。その苦手なことを克服するためにこんなめあてに・・・」何となくすごしていくのではなく、自分を見つめ直す時間に意味があると思います。2学期のめあても学年によっていろいろです。多くの学年は「学習のめあて」と「生活のめあて」を決めていましたが、4年生は「学習」と「生活」ではなく「自分」と「みんな」という視点から決めていました。めあてをもつことができたら、それを飾りにしないことが大切です。教室の後ろにはっていることが多いですが、きっと機をとらえて振り返りをしたり、話題にしたり、できたことにシールをはったりなど、めあてを決めて終わりにしない工夫を、それぞれのクラスでしていくことでしょう。

令和4年 8月 29日(月)
始業式


朝晩はやや秋めいた気候で、登校する子どもたちも元気そうです。「おはようございます。ひさしぶり!」という声が朝の校内にあふれています。

始業式。教室で、テレビに映し出される校長先生を見ながらお話を聞きます。校歌も、マスクをつけたまま小さい声で歌います。そのあとに学年集会が行われました。

6年生は、全国学力学習状況調査の結果から『これからもっと伸ばしていきたい力は何か』という話を担任がしました。「皆さんは、発信力・書く力をこれから伸ばしてほしい。どんなにコンピューターが発達しても、皆さんひとりひとりが自分の考えを人に伝える力は大切になる」ということを、6年の子どもたちはじっと目を見ながら聞いていました。

 2年生。生活面で『あいさつ・くつそろえ・右ガメ(右側歩行)』を徹底しようという確認をしました。何が一番できていないかを振り返ると、子どもたちは『右ガメ』と言いました。では特にそこをがんばりましょう、とお話をしました。(宿題や通知表を提出する時も、きちんと並んでていねいに先生に渡していましたね。)

令和4年8月27日(土)
PTA奉仕作業


PTA奉仕作業を行いました。感染症対策として、参加者を減らして実施しました。早朝ですが、天気が良すぎてたいへん暑い中での作業となりました。

地域の方も約15名参加してくださり、草刈りや草抜きを中心に助けてくださいました。第2運動場では草刈り機が大活躍。それを扱う地域の方々、さすがです。細かい打ち合わせをしたわけではないのに、大変手際よく、どんどん草を刈り、片づけてくださいました。草が入ったビニル袋を運ぶ際には、軽トラが大活躍。ゴミ置き場まで何往復もしながら運んでくださいました。第2運動場がずいぶんきれいになりました。

保護者の皆さんは、遊具の辺りの草を抜いてくださいました。雨が降っていないので地面が乾燥して硬く、大変抜きにくかったと思いますが、手作業で丁寧に抜いてくださいました。教職員は、草抜きだけでなく溝の土あげ、児童玄関のマットやミスト扇風機の掃除なども分担して行いました。

おかげで、8月29日の始業式の日に、気持ちよく子どもたちを迎えることができます。学校だけではなかなかできないことを、地域や保護者に助けていただいているなと思います。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。参加しようと思っておられたけど、感染症対策のためにご遠慮いただいた方々もいらっしゃいます。2学期からも、感染症対策をしながら、子どもたちのためにできることを工夫していきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。(M)