周の穆王の元に美しい貴女が、帝王の威徳に
よって咲いたという三千年に一度開花結実す
る桃の花の枝を持って現れる。この女は西王
母の化身であり、桃の実を持って来るために
一度天上へ帰っていく。
帝王が管弦楽器を演奏して西王母の来臨を待って
いると極楽の鳥である孔雀と鳳凰と迦陵頻伽が飛
び交う中から西王母が降りて来る。桃をささげた
西王母は美しく舞いながら天上へ帰っていく。 
周・・・しゅう
穆王・・ぼくおう
威徳・・・いとく
迦陵頻伽・・・かりょうびんが
鳳凰・・・ほうおう
孔雀・・・くじゃく
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上半身が人で、下半
身が鳥の 想像上の
生き物