6月28日、小学校体育館で、教育講演会がありました。
講師の先生は、
岡崎起恵子(たえこ)さん。
職業は、鍼灸師。美作大学非常勤講師でもいらっしゃいます。プロフィールは
こちら↓
演題は、
みんな違って、みんないい! 〜みんな宇宙船地球号の仲間たち〜

岡崎先生は、生まれたときから目が見えない、障害者です。
娘さんと、盲導犬の
「リーアム」(黒色ラブラドールレトリバー)と一緒に来校されました。
リーアムは、先生にとって4頭目の盲導犬。4月に、デビューしたばかりの新人犬です。
講演の間中、先生の足下で、おとなしく座って(眠って)いました。
私たちは、盲導犬をこんなに間近で見ることはないので、興味津々です。

せっかくなので歩くところを披露していただきました。
途中、リーアムが客席の方へ間違って誘導するハプニングがありました。
盲導犬は、障害物は避けてくれるけれど、道案内はしてくれないのだそうです。
そうなんですよね。盲導犬は万能犬のようですが、あくまで、お手伝いしてくれるだけなんですね。

それから、愛用のパソコンを持ち込んで、実際に打つところを披露していただきました。

打った文字は、プロジェクターに表示されるようになっています。
目は見えないけれど、イヤホンから聞こえる読み上げる声を頼りに、打っています。
時間はかかりますが、ちゃんと誤変換も、訂正されています。文明の力ってすごいな〜と、感心させられました。
多彩な趣味をお持ちで、演劇や、絵を
見るのが好きだそうです。(見えないけれど、見るという表現をされます。)
約1時間半、興味深く、楽しい話をしていただきました。ありがとうございました。