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【2学年職場体験】
1.概略
 本校第2学年(112人)が、地域の職場(40事業所)で、職場体験学習を行う。従来の職場体験学習との違いは、学習活動の中に、「ESDの視点による職場インタビュー」を取り入れたことである。以下は、具体的な流れである。
2.学習活動の流れ
日程 内  容
4/12  「ESDの視点による職場体験学習」について:学年研修
4/17  プロのアナウンサーを招いての「マナー講習会」:学年研修
4/19 「ESDの視点による職場インタビュー」の質問事項の相談
(職場ごとの2〜9人のグループによる)
4/16-4/19 事業所の下見と「ESDの視点による職場インタビュー」に向けて
電話によるアポイントメント
4/17 事業所の下見と「ESDの視点による職場インタビュー」に向けて
インターネットによる事前調べ学習
4/22-26
(24を除く)
事業所の下見と「ESDの視点による職場インタビュー」
5/13-15 職場体験学習
【職場体験学習の様子】
5/16-21 まとめ活動として、掲示物と発表会用資料を作成した。
ESDとの関係の部分には、本校自作のESDステッカーを貼った。
5/24 グループごとに、4つ切り画用紙で、廊下掲示(41枚)
5/31 活動報告冊子を作成(掲示物をミニチュア化して原稿化)
6/29 活動報告冊子を利用して、校内発表会を行う。(学年集会)
【校内発表会の様子】
3.成果
  1. 節電、節水、資源のリサイクル、地産地消、仕事(専門技術)の継承などについて、考えることや実践することは、地球環境を守る取り組みにつながっているということを確認し合うことができた。
  2. 各事業所の仕事の内容を体験すると同時に、職場(事業所)での地球環境を守る取り組みの様子を知ることができた。
  3. インタビューの中で、ESDについて説明をしなければならない場面が多々あり、インタビューを受けて下さった事業所には、ESDの言葉やその理念が、あまり普及していなかったということがわかった。
  4. 「ESDの視点による職場インタビュー」は、地域の事業所の方に対して、ESDの言葉や理念を説明をしたり、伝える場となった。
4.考察と課題
 上述の「成果3,4」は、計画の段階では、予想していなかった。当初、事業所における実態調査としてのインタビューであったが、この成果は、よい意味での副産物と言えるのではないだろうか。
 また、「成果3」のような実態は、おそらく、事業所だけではなく、藤田地域にも、あるのではないかと想像される。ESDの名前や理念は、報道を通じて、地域に普及させることも大事だが、学校→生徒→保護者→地域のように普及させることも必要かもしれない。
 具体的な方法としては、「ESDの視点による職場インタビュー」と同じ質問内容の「ESDアンケート」を作り、保護者に対して事業所と同様に実態調査を実施し、ESDについて考えて頂く機会をつくるのがよいと思われた。
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