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【実践事例2:「地域社会・公民館活動への参画」プロジェクト】 「ESDわくわく親子ふれあい理科教室」 |
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1.長期の教育(活動)目標 | |||||||||
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2.単年度の教育(活動)目標 | |||||||||
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3.実践内容 | |||||||||
【対象】 全学年対、有志参加形式 【つけたい力】 コミュニケーションを行う力,つながりを尊重する態度 【実践スケジュール】 5月 6日(火)10:00~12:00 ESD春の野外観察会(予備観察) 5月10日(土)9:30~12:30 ESD春の野外観察会(本番) 8月 2日(日)10:00~12:00 ESD夏の野外観察会(予備観察) 8月24日(日) 9:00~11:00 空飛ぶおもちゃを作って遊ぼう (第一藤田小学校・児童クラブ)(*) 8月30日(土)19:00~21:00 ESD天体観察会 11月 1日(土)10:00~12:00 ESD秋の野外観察会(予備観察) 11月 8日(土) 9:30~12:30 ESD秋の野外観察会(本番) 12月13日(土) 9:30~12:30 ESD自然の素材を活かした工作 2月 7日(土)10:00~12:00 ESD冬の野外観察会(予備観察) 2月14日(土) 9:30~12:30 ESD冬の野外観察会(本番) 【場所】 野外観察会・天体観察会…岡山市立藤田公民館の大会議室と公民館周辺 自然の素材を活かした工作…公民館の大会議室 (*)理科工作出前講座…岡山市立第一藤田小学校の体育館 【参加者】 予備観察会…藤田中学校有志と卒業生有志。 本番…藤田中学校有志と卒業生有志,岡山大学の学生・教授,受講生の親子。 (*)理科工作出前講座…藤田中学校生徒有志と卒業生有志。 第一藤田小学校みのりクラブの児童とその保護者。 |
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4.ESDの視点を取り入れたところ | |||||||||
ESDわくわく親子ふれあい理科教室については,これまで同様,環境や食料問題などを解決する人材育成の視点に立ち,藤田の広大な水田を将来も維持するため,特に「水辺で生活する動植物」にポイントをおいた。 今年度は,小学生とその保護者を対象とした理科工作講座を開催した。これは,第一藤田小学校児童クラブ10周年記念行事の一環として,楽しい理科講座を実施してほしいと「わくわく親子ふれあい理科教室」に依頼があって実現した。開催日と岡山市中学校総体の日程とが重なったため,中学生のボランティアは1名しか参加できなかった(卒業生ボランティアは4名参加)。 |
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5.第一藤田小学校(*)で実施した理科工作出前講座の感想) | |||||||||
【小学生の感想】 | |||||||||
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【保護者の感想】 | |||||||||
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6.成果と課題 | |||||||||
指導者としての技術や態度を中学生に身に付けさせることや,受講生の親子が地域の自然を再認識したり,人々のつながりの大切さを再確認することについては,本年度も成果がみられた。 課題として,中学生が部活動と時間が重なってしまったり,卒業生が進路に向けて忙しくなったりして,ボランティアの人数が少ない場合があったことが挙げられる。少人数で運営されるボランティア活動になると,部活動や学習,家庭の都合などの理由で欠席することによって,気まずいムードになってしまうことがある。生徒がその時々の都合によって,より優先順位の高い活動を自由に選択できるよう,戦力となる人材を一人でも多く育てておく必要がある。そのためには,現在ボランティアとして活動しているメンバーが友人に呼びかけ,共に活動するなかまを増やすという意識をもたせることが大切である。 第一藤田小学校の児童クラブ10周年記念行事で行った理科工作講座は,日頃実施している観察会や自然の素材を生かした工作など比べ,対象も内容も異なるものであった。ところが,中学生時代から継続して活動してきた卒業生は,普段の講座と同じように温かく親子に接し,会場内がとてもよい雰囲気になった。母親からは「自分の子も,こんなお兄さんお姉さんのような人に成長してほしい。」という声が聞かれた。 |
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平成27年4月に四半世紀を迎える「わくわく親子ふれあい理科教室」 | |||||||||
平成26年11月,岡山市で開催されたESD世界会議が終了した。世界会議に向け,打ち上げ花火のように計画された取り組みや,予算がつくことによって運営されていたESD活動などは,継続することが難しいと思われる。 「わくわく親子ふれあい理科教室」は,これまで通り地域の誰もが気軽に声を掛け合えるような環境づくりや,教育問題に対する建設的な意見交換の場づくりを継続して行っていく。地域社会に温かい人間関係をつくり,学校教育・家庭教育・社会教育の機能回復,潜在的な地域教育力の活性化を目指して,人材育成に努めていきたい。 |
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