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【実践事例4:「地域社会への参画」プロジェクト】
 あいさつ運動、地域清掃ボランティア
1.あいさつ運動 実践内容
10月23日(木),24日(金),27日(月)7:45~8:05
12月2日(火),3日(水),4日(木)7:45~8:05

藤田中学校2年生3クラス生徒全員(99名)が,登校前に出身小学校(第一藤田小,第二藤田小,第三藤田小)へ赴き,3日間,朝7時45分から約20分間のあいさつ運動を行った。1日目はA組,2日目はB組,3日目はC組が参加し,個人としては,10月と12月の2回のあいさつ運動に参加した。

2.あいさつ運動 成果と課題
 朝の早い時間に出身小学校へ行くことに抵抗を感じる生徒も少なからずいたが,遅刻する人もほとんどいなく,前向きにあいさつ運動に取り組んでいた。中学生だけでなく,PTA役員の方たち,地域の方々も参加され,地域ぐるみのあいさつ運動を展開することができた。中学生にとっては,部活動の朝練習が無いテスト週間中のことであり,テストに向けての学習への取り組みと並行して行うところに難しさがあった。

3.地域清掃ボランティア 実践内容
第一藤田小学校 通学路
都保育園園児,第一藤田小学校4年生児童,藤田中学校1年生有志20名
園児,児童,生徒がチームを組み,それぞれ担当場所の清掃活動を行う。

4.地域清掃ボランティア 成果と課題
 中学生は,出身小学校への思いもあり,たくさんの生徒がボランティアとして参加してくれた。弟や妹が在籍している生徒もいて,アットホームな感覚で作業をすることができた。年齢が近いとはいえ,園児と児童,生徒とは体格に歴然とした差があり,必然的にお兄さん,お姉さんとしての自覚が現れた。清掃道具の運搬やごみ処理などは,中学生が積極的に動き,清掃活動だけでなく,後輩の面倒を見る,良き先輩としての存在価値も体感することができた。
 中学校から徒歩で移動できる点で,第一藤田小学校との交流活動は,広がり,深まりつつある。それに対して,第二藤田小学校,第三藤田小学校までの道のりは遠く,自転車で移動しなくてはならない。交通事情,交通安全の面から,第二藤田小学校,第三藤田小学校との清掃交流活動ができていないのは残念なことである。出身小学校での活動が,第一藤田小学校出身者だけの特権になると,不平等感が生まれるおそれもある。しかし,対応策は論じられていなく,来年度以降も,この体制で進めていき,解決策を模索していきたい。

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