12月10日(日)は、「世界人権デー」です。
今から75年前の1948年のこの日、「世界人権宣言」が国際連合総会で採択されました。そして、1950年の総会で、毎年同日を「世界人権デー」と呼び、記念行事を行うことが決議されたのが始まりです。
今日の放送朝会では「旭竜小学校 人権週間(12月4日~8日)」に寄せて、人権とは何か? 「いじめはどうして生まれるのか?」 「ちがいを感じた時、その人とどのように接すればよいのか?」・・・ということについて、全校の子どもたちに問いかけました。
関連情報として、「肌の色でいじめを受けた娘を救うために絵本を出版した父親」のメッセージ(下段右端にリンクを添付)と、金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」を引用しました。
「ちがう」ということに気付くことは、「自由」である。(自分の素直な感性であり、過ちではない)
そのことを「その人らしさ」として受け止めて、
やさしくできたり…、
助けてあげたり…、
そっとしておいてあげたりできる、やさしい人に育っていってほしいという願いを伝えました。
世界へ目を向けると、紛争が絶えない今の時代…。
子どもたちにとって、未来に希望を抱ける世の中にしていくことは、大人の責任だと痛感します。
今のこの時代を、たまたま…、本当にたまたま、運命的に一緒に、日本で、岡山で、その中でも「旭竜小学校」という学校で共に学び、共に生活を重ねている旭竜っ子たち全員が、相手を思いやり、喜びも痛みも分かち合い、共に幸せを感じながら暮らしていけるように、私たち教職員も努力を続けます。
保護者、地域の皆様のお力添えに感謝しつつ…。
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