戻る   令和5年度 旭竜 日 記 (きょくりゅう にっき)                

★令和6年2月13日(火)  1年「むかし遊びの会」~こま仙人登場!~
       
 1年生の子どもたちにとっては、待ちに待った「むかし遊びの会」でした!

 「むかし遊び」と言えば、
お手玉、凧あげ、羽子板、かるたなど、古来から日本文化として根付いてきた伝承遊びです。
 今回は、
旭竜学区にお住いの「こま名人さん」8名、そして、総社市の方から自家用車を自ら運転して来られた「こま仙人さん」にお越しいただきました。
 「こま仙人さん」は、「こま名人さんの先生」です。
 
8人の「名人さん」は、「仙人さん」の弟子(でし)というわけです!
 
 まずは「こま仙人さん」の子ども心をつかむ話術!・・・そして、出ました!
 これぞ、仙人だからこそ成せる技!
 
手の上で回したり、紐の上で綱渡りをさせたり、子どもたちは、目を丸くして、「お~!お~!」との歓声をあげていました。

 「こま仙人さん」の技に圧倒され気味な子どもたちでしたが、今度は
「やってみたい!」という気持ちが盛り上がってきました。
 そこで、「こま名人さん」たちの出番です。
 
子どもたちの気持ちを聞いて受け止め、願いを叶えてやろうと、一生懸命なお姿を見せてくださいました。

 すると、巻き方にコツがあることが分かった子どもたち、こまが傾かないように投げるのが、上手く回すためのコツだと分かった子どもたち、投げた後、少し紐を引いた方がよく回るということに気が付いた子どもたち・・・、それぞれ名人さんたちに教え、励まされながら、少しずつ上達していく子どもたちでした。

 閉会の後、校長室で、
ある名人さんがおっしゃいました。
 
「始めは、できんかったんですよ。そしたら、涙が出て来てしもうて、ありゃ!教え方がいけんかった!と反省したんです💦 しばらくして、その子が近づいて来て、『おじちゃん見て!』と言って目の前で、見事回してくれたんですよ!・・・もう涙が出るくらいうれしかったですねぇ。『上手くなりたい。上手くなったら見せてあげたい』と思うてくれとったんじゃと思ったら、そりゃ、うれしいですよねぇ~!」

 私も、心からうれしかったです。
 
壁に当たっても負けなかった1年生がいたこと。
 
壁を乗り越えた姿を、教えてくれた人に披露したいと思えたこと。
 
そのことを我がことのように、心から喜んでくださる地域の方に出会えたこと。

 
感動! 感動! の「むかし遊びの会」でした。