戻る   令和6年度 旭竜 日 記 (きょくりゅう にっき)                

★令和6年9月4日(水) 「竜の池」に、「オニバス」参上!
 「オニバス」をご存知ですか?
 「旭川」から分流し、操山の北~東側を大きく迂回して児島湾に注ぐ、人口の放水路が
「百間川」です。
 この百間川には、昭和50年代(1975~85年頃)、オニバスが大群生していたそうです。
 ところが、
オニバスの生育は、岡山県だけでなく全国的に減少傾向にあるそうです。

 この度、国土交通省岡山河川事務所の方や、市教育委員会生涯学習課、総合建設コンサルタントの方、そして高島公民館の方のお力添えの下、
「竜の池」で、オニバスを自生させ、種を取り、さらに広げるというプロジェクトを実施することになりました。
 学校側で請け負うのは、もちろん
最高学年6年生!

 今日、皆さんのご指導の下、小さなオニバスを2株植え付けることができましたが、これでおしまいではありません。
 これから
株が根を張り、新しい葉を広げて、10月頃には、種が収穫できるそうです。
 しかし、種がバラバラに流れてしまわないように、ネットで包む作業もあるとか…。

 私(校長)はもちろん、6年生の子どもたちも未知の世界!
 これから、最も身近な
「旭竜の清流~竜の池」で「オニバス」が生育していく姿を見ることができるのは、とても貴重な機会ですね。

 地域の皆様、保護者の皆様も、学校に寄られましたら、ぜひ「竜の池」にも注目してください。
 (鯉が、種等を食べてしまうことを回避するため、池の中にフェンスを設置し、東西に一株ずつ植え付けています。)

 
この体験学習を通して、環境保全が故郷を守ることにつながることを実感できるといいなぁと、楽しみに見守っています。