戻る   令和6年度 旭竜 日 記 (きょくりゅう にっき)                

★令和7年1月17日(金) 1月参観日&感動のPTA人権講演会「LGBTQ」!
   ★ 5校時 参観授業 (1~3年)
       
 
       
     
★ 6校時 PTA人権教育講演会 「多様な個性が輝く社会へ」 (4~6年・保護者)   
       
       
 3学期初めての参観日が、そして教育講演会がPTA主催で行われました。

 
参観授業は、1~3年生。
 参観日というと、先生たちも張り切っていますが、子どもたちもちょっと背伸びした自分を見せてくれます。
 ある意味、
本当の自分の今の姿と言えるのではないでしょうか?
 いかがでしたか? 入学したての頃の1年生はもちろん、2・3年生も、進級したての頃よりずいぶん成長し、お兄さんお姉さんになってきていることを感じていただけたのではないでしょうか?
 
 
保護者の方の「温かく包むような目線」「家に帰ってがんばってたね!のお一言」・・・何れの言葉も、誰も代わりはできない、保護者の力によってしか成しえない「愛の言葉」です。
 今からでも遅くありません。ぜひ、お子さん方が、伸びようとしている姿を見せたそのタイムリーなタイミングで、
「自己肯定感を高める声掛け」を与えて差し上げてください。
 必ずや、前を向くエネルギーの源となること間違いなしです!😊

 
456年生は、保護者の皆さまと共に、人権教育講演会に出席しました。
 講師は、
 非営利型一般社団法人 日本LGBT協会代表理事 
清水 展人(しみず ひろと)先生でした。
 
清水先生は、現在、妻、そしてお二人のお子様と暮らされている父親です。

 
しかし、清水先生は、39年前、「女性」として誕生されました。
 ご自分の「性」に違和感を感じながら、幼少期を過ごされ、最大の心の拠り所であるご両親、そしてその時々の先生、友達にも打ち明けることができず、生きてこられました。

 決して反発されていたのではなく、
打ち明けることが怖かった、つらかった、勇気をもてなかったそうです。
 「本当の自分」をひた隠しながらの生い立ち・・・どれだけ苦しく、さみしい思いをされてきたことでしょう。
 清水先生のお言葉の一つ一つは、聞いたことではなく、ご自分の抱き続けてきた感情そのものです。
お身体全体から湧き出る言葉、声を震わせながら語られる言葉の一つ一つが、456年生の子どもたちにも届いていることが、後ろ姿からも伝わってきました。

 「互いが互いを理解し合う」「相手の心を思いやる」「違いに対し偏見をもたず、個性を尊重する」・・・言葉だけで表現することは簡単です。「人としての美徳」であることは、多くの人々に理解されています。
 
しかし、「相手を理解する」とは、そんな簡単なことではないのです。

 
「自分らしく生きる」・・・この当たり前の権利を行使できる社会をつくるためには、もっともっと私たちは、様々な多様性を理解しないといけないし、認める心を磨く努力も必要であることを学ばせていただきました。
 今の清水先生は、とても幸せそうでした!😊
 これが、清水先生の「性別」を越えたところの、人としての魅力だろうと感じました。
 456年生の児童が、手を挙げ、真剣に自分の言葉を受け止めてくれていたことに、痛く感銘を受けておられました。
 また、保護者の方から、「先生ありがとうございます!涙が止まりませんでした!」と声をかけていただき、とてもうれしかったともおっしゃっていました。

【清水 展人先生HP】
 https://www.hiroto-shimizu.com/

 旭竜小学校にとって、学びの多い一日になったことに深く感謝です。
 お仕事等で、ご参観が叶わなかった保護者の皆さん、次回の参観日は、最終回です。
 
また、我が子のために、旭竜っ子のために、足をお運びいただき、「応援しているよ」メッセージを送ってやってください。
 ご参観、講演会ご聴講くださった保護者、学運協委員の皆様方、誠にありがとうございました。