戻る   令和6年度 旭竜 日 記 (きょくりゅう にっき)                

★令和7年1月24日(金) 保護者の皆様からの感想紹介!「PTA講演会」
         
       
 先日の「PTA人権教育講演会」に対する反響がすごいです!
 多くの方が、聴講の感想を寄せてくださいました!
 
「ありがとうございます!😊」
 
 私(校長)には、本校校長としての大きな願いがあります。
 それは、一人一人の価値の多様性が尊重される時代の中にあって、「旭竜小学校」という、岡山市中区にある小学校に関わる
「教師」として、また「保護者」として
「地域住人」として私たちみんなが気持ちを通わせ、つながり合い、共感し合い、互いの存在(よさ・ちがい・個性等)を認め合うことができる学区でありたいということです。

 ところが、皆が多忙感を感じながら過ごしている日々の生活の中で、
「ふれあい」「つながり」を感じられる場をもつことは、簡単ではありません。
 そこで、寄せられた感想を紹介させていただくことにより、「同じ!同じ!」とか、「なるほど、そんな考え方もいいなぁ!」など、どなたの感想であるかは分からなくても、同じ講演会を聴講した者として
考えを共有し合えたり、聴講できなかった方が「そういう考えをもてる講義だったんだぁ!」と新たな気付きを感じられたりすることにつながるのではないかと思い、紹介させていただくことにしました。(紙面の関係で、抜粋内容とさせていただきます。)

【保護者アンケートより】
 
A様・・・なかなか実際にこのようなお話を聞くことができないので、とても有意義な時間でした。親が子どもの一番の理解者になることの大切さを改めて感じ、今後も徹していきたいと思いました。

 
B様・・・帰宅してからすぐ子どもに話を聞いてみました。「困難に立ち向かって負けずに乗り越えた清水先生は強い! 先生は考え方も、顔も(笑😊)すごくかっこよかった!」と言っていました。女と男で差別しない、一人の人間としての個性を守り、尊重し合い、みんながありのままの自分を出せる社会、相互に受け止め合える社会、つまり、みんなにやさしい世の中が広がることを強く願うと同時に、大変勉強になりました。貴重な講演会の企画をありがとうございました。

 
C様・・・子どもと一緒に「自分らしく生きる」「いろいろな人がいる広い世界で生きていく」ことについて考える貴重な時間がもてたと思います。自分も含め、決めつけや思い込みで、誰かを傷つけることのない社会にしていきたいです。子どもたちの心にも、何か感じたものがあればいいなと願います。

 
D様・・・このような演題の講演を聴かせていただくのは初めてで、悪気がなくても傷つけてしまうこと等、改めて考えさせられました。子どももだんだんと成長し、悩んでいても「親に心配をかけたくない」「言いづらい」などの思いから、打ち明けられなくなることもあるのだと、改めて考えさせられました。家に帰って子どもと話をしたところ、子どもは今一歩、LGBTについて理解できていなく説明しても難しいようでした。しかし、今回知ることができてよかったのではないかと思います。世の中にはいろいろな思いをもっている人がいて、自分とは違うからと言って否定しない人に、私も子どももなっていきたいと思いました。

 
E様・・・インターネットの普及により、誰もが簡単に情報を手に入れることができるけれども、自ら知ろうとしなければ入ってこない情報がたくさんあり、性やLGBTもその一つだということを感じました。そして、知らないことで傷つけているという認識がないまま人を傷つけてしまうことがあるということが怖いとも思いました。今回のお話が、『自分らしさ』について家庭で考えるきっかけ、機会となりました。性の違和感というものを感じた時に、幼ければ幼いほど、言葉で伝えることは難しいですし、理解につながりにくい部分があるかもしれません。しかし、小さなことでも、子どもの話に耳を傾ける姿勢を親が見せたり、「男らしさ、女らしさ」という間違った認識を伝えないこと、訂正したりするなどの小さな積み重ねが、未来の社会の多様性を創っていくと信じて、まずは大人から伝えていきたいと思いました。清水先生の講演会を企画してくださり、ありがとうございました。