妹尾中学校について

 本校は昭和22年4月に都窪郡妹尾町福田村学校組合立妹尾中学校として開校し昭和46年3月に岡山市との合併で、現在の岡山市立妹尾中学校となりました。

 本学区は岡山市の中央部から南西に約7kmに位置し、岡山と倉敷の市街地近郊という立地条件から各種企業の進出や、住宅団地の造成が盛んな妹尾小学校区と、海を干拓し開発された農業中心の箕島小学校区からなり、本校のある春辺山からは児島湾の干拓地が展望できます。

 平安末期には妹尾太郎兼康が領主となり、この地に高梁川より農業用水が導かれ今もなおその名残として多くの井戸が現存しています。又、 江戸時代には領主戸川達安の意向により寺が多く建てられ、この時期に日蓮宗に改宗されたと言われています。そのため「妹尾千軒みなほっけ」 と言われるように日蓮宗の寺院が多く残っており、仏教行事である、お講(日蓮上人の命日)の時に供える「花もち」作りや、箕島の呑海寺に 伝わる「開山踊り・開山太鼓」、又、伝統食である「ふなめし」などをはじめとした地域に残る伝統行事が伝承されており、今もなおその行事は行われています。

 現在、妹尾保育園、箕島保育園、妹尾幼稚園、妹尾小学校、箕島小学校、妹尾中学校と私立校の岡山中・高校の7校園の連携事業も軌道に 乗りつつあり、それぞれの学校園と地域の関わりも大切にされています。妹尾中学校区地域協働学では、統一 テーマ「伝え合う力」の育成のため、各教科・領域等の授業や生徒会活動等、さまざまな活動の中で話し合いの仕方について、国語科と連携を図りながら研究を進めています。

 また地域との結びつきも強く、妹尾・箕島ふるさとさくら祭り、グリーンガーデン春辺の清掃、一人暮らしのお年寄りに届けるまごころの手紙 、ふなめし祭りのお手伝い、松風園訪問などのボランティア活動に多くの生徒が参加し、地域の中の欠かせない存在となっています。

「心磨き清掃」を取り入れ,自分と向き合う時間・自分を振り返る機会で心の成長を伸ばす取組をしています。

    

              生徒数・学級数   (平成28年9月1日現在)

   1年  2年  3年 特別支援学級   計
        知 的 自閉情緒  
 男   47   54   54  3  5 163
 女   49   45   53    1 149
 計  96  99 107  3  6 311
 学級数     3      3      4  1  1    12


校訓について

  • 自覚 (自ら課題に気づく)
  • 自発 (自ら課題解決に向け行動する)
  • 自省 (自ら行動した結果を振りかえる)

学校教育目標

「豊かな感性と知性を身につけ、たくましく未来を切り拓き続ける生徒の育成

平成28年度 指導の重点と具体的な手立て

★心磨き活動を基軸として道徳教の充実を図る(心を耕す)。
 「輪番道徳」・「いのちを育む授業」の実施。
 「心磨き清掃・放送」の充実。
 食育の充実。
★わかりやすい授業づくりに努め,学力の向上を図る(学力向上)。
 「めあて」「まとめ」を大切にしわかりやすい指導の展開。
 「話し合い活動」による学び合いの学習。
 小中連携の充実。
    
★様々な活動への参加を通して人間関係づくりの充実を図る(人づくり)。
  ボランテイア活動の推進し,地域への愛着を深める。
  キャリア教育の充実。
     



                          
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